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数字経済 > マーケティング

「私だけのかばん」をデザインしてください

コーロンハンドバッグ`「クロンヌ」好きな色・模様で注文製作 

    「私のハンドバッグは、私がデザインする」

    コーロンインダストリー(Kolon Industries)のハンドバッグブランドであるクロンヌ(Couronne)が、ブランド業界で主に試みてきた「自分だけのバッグ」を作成するプロジェクトを立ち上げた。デザインから注文まで、消費者の希望を反映する業界初の大衆ブランドカスタマイズプラットフォームだ。カスタマイズとは、消費者のニーズに応じて必要な形で製品を再構成・再設計して販売することだ。

    クロンヌのバッグの価格は通常30万~60万ウォン台。ここに10万~20万ウォン程度を追加すると、好きな革の色や柄、エンブレムの色と機能などを自由に選択して個性を表現することができる。

    クロンヌは無難ながらも、飽きのこないデザインで有名なブランドだ。品質の良いレザーを使用しながらも、価格は輸入マスティージブランドよりも低いレベルで設定されて、国内のハンドバッグのブランド全盛時代を作ったという評価を受ける。しかし、ますます激しくなる競争の中で突破口を模索していたクロンヌは、カスタマイズという刀を抜いた。クロンヌブランドの主なターゲット層が20~30代の若い女性であるという点を勘案し、既存のハンドバッグとは違う何かを持ちたい欲求を満たせば勝算があると見た。自分のバッグを製作して注文する方法は、オンラインとモバイル中心だ。クロンヌのホームページに接続した後、「C-STUDIO」のアイコンをクリックすると、さまざまな色や柄などを選んで思う存分デザインしてみることができる。もちろん、クロンヌオフライン店舗でも注文することができる。店舗の従業員がタブレットPCで説明し、注文する方式であるため、オンラインやモバイルとの大きな違いはない。

    クロンヌ側によると、C-STUDIOを介して注文可能なバッグの種類はなんと1万4600種。現在、女性のハンドバッグ4種のサービスを利用することができるが、今年上半期中に男性の財布にも領域を拡大する計画だ。下半期にはイニシャルサービスを追加する。会社側は、ソーシャルメディアを介してよどみなく自慢したがる若い世代の好みを反映して、自分がデザインした製品をフェイスブック、インスタグラムなどの様々なソーシャルメディアで共有できるようにした。他の人がソーシャルメディアで、その製品を見て気に入ったら、そのデザインのまま購入できる。製作期間は3週間ほどかかり、ダストバッグに入れてきれいに配送してくれる。
  • 毎日経済 パク・インヘ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-03-13 17:15:47