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「サッカーの皇帝」ペレがサムスン電子に350億ウォンの損害賠償要求
- 「サッカーの皇帝」ペレ（75）が、サムスン電子を相手に商標権侵害訴訟を提起した。
29日（現地時間）、AP通信などによるとペレは最近、フレデリック・スパーリング（Frederick Sperling）弁護士を代理人に立て、サムスン電子を相手に3000万ドル（約350億ウォン）の損害賠償を要求する訴状をシカゴの連邦裁判所に出した。
ペレは昨年10月、サムスン電子がニューヨークタイムズにテレビ広告を掲載しながら、自分のイメージを不適切に使用して肖像権を毀損したと主張した。訴状によると、サムスン電子はペレ側と広告契約交渉が決裂し、ペレと似ている人を自社の広告に出した。
ペレ側は「広告ではペレと言及しなかったが、黒人中年男性モデルの顔がペレと非常に似ている」とし「競技場面でペレの得意なバイシクルキックやシザースキックの動作をしており、消費者に混乱を与えかねない」と語った。
スパーリング弁護士も「ペレを無断で使用したことに対して公正な補償を受け、別の不正使用を防止することが目的だ」と明らかにした。先立ってスパーリング弁護士は昨年、米国プロバスケットボール選手マイケル・ジョーダンを弁護し、スーパーマーケットチェーンDominick'sを相手に890万ドルの肖像権損害賠償訴訟を勝訴に導いた。 - 毎日経済デジタルニュース局 ホン・ドゥヒインターン記者 / 写真＝シカゴトリビューン画面キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-03-30 09:23:51
