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サムスン電子「OLEDディスプレイがテレビの中心になるとは言えない」

サムスン電子「量子ドットがOLEDをこえるだろう」 

    サムスン電子のテレビ部門を統括する金炫奭(キム・ヒョンソク)映像ディスプレイ(VD)事業部長(社長・写真)は去る3日、サムスンテレビに有機発光ダイオード(OLED)を採用する可能性を問う記者の質問に、「OLEDは今後わが社が進むべき道だと言うことはとても難しい」と明らかにした。

    キム・ヒョンソク社長はこの日、サムスン電子水原デジタルシティで開かれた記者懇談会で「今後、モバイルでは小型OLEDが中心になるだろうが、(テレビなど)大型でもOLEDディスプレイが中心になるだろうと言うのは難しい」と語った。

    キム社長は「バーンイン(Burn-in/画素が焼ける現象)など、2013年にOLEDテレビを中止することにした理由がまだ技術的に解決されていない」とし、「現時点ではサムスン電子が2~3年後にOLEDの大型サイズを出すだろうという約束はできない」と語った。キム社長はまた「ある企業(LG)を除いては、大型OLEDを生産して真剣に考えている会社はない」とし、「産業界全体もまだ確信が持てないのではないかという気がする」と付け加えた。

    一方、サムスン電子が今年3月に発売したサムスンSUHD テレビに適用された第2世代の量子ドット(quantum dot/量子ドット)技術については、「進歩や進化という表現が色あせるほどに、とても速い速度で進化している」と強調した。
  • 毎日経済_イ・ギチャン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-04 20:00:42