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B型肝炎治療剤の予防効果を確認….緑十字が世界初の商用化を推進

  • 緑十字が独自開発中の遺伝子組換えB型肝炎免疫グロブリン(抗体作用をするタンパク質)の臨床結果、「この薬を投与した肝移植患者からB型肝炎が再発した事例が1件もなかった」という内容が国際肝臓移植学会議(ILTS / International Liver Transplantation Society)シンポジウムで発表された。

    臨床中間結果ではあるものの、代表的な肝移植学会で発表されただけに、世界で初めて商用化の可能性を確認したということだ。緑十字は9日、3日から4日間、COEXで開かれた第22回国際肝臓移植学会議シンポジウムで遺伝子組換えB型肝炎の抗体治療剤「GC1102」の臨床中間結果を発表したと明らかにした。

    GC1102は、B型肝炎ウイルスに対する抗体で構成されたバイオ新薬で、既存の血漿由来製品に比べて純度が高く、B型肝炎ウイルスに対する中和能力が優れていることが特徴だ。 2013年には既存の血漿由来製品より、安全性、効能、便宜性などが大幅に改善することが認められ、米国食品医薬品局(FDA)と欧州医薬品局(EMA)からオーファンドラッグに指定された。
  • 毎日経済 キム・ギチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-05-09 17:41:27