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現代百貨店の編集ショップが28日オープン

体験型ハンドバッグ・履物売り場も登場 

    • 売り場で革製品の製作過程を見守る顧客

    売り場が進化している。顧客が直接ハンドバッグを作ってみることができ、最先端を標榜したランニングシューズを直接履いて走ってみることができる実験室(ラボ)形態のポップアップストアもできた。コーヒーを飲みながらショッピングができる化粧品ブランドショップに、新進作家の作品を常設展示するギャラリー型店舗まで出てきた。ストーリーをまとったストアの登場だ。

    28日、現代百貨店狎鴎亭本店に開店するイタリアのトータルライフスタイル編集ショップ「イラビタ」は独特だ。既存の百貨店編集ショップは衣類や雑貨中心だが、イラビタは生活用品・食品まで販売する。

    衣料売り場で手作りチョコレートウエハースを売り、職人が作った手作り自転車も販売するという式だ。現代デパートが直営するこの編集ショップで販売する23のブランドのうち、19は国内に初めて紹介されるものだ。

    現代デパートの関係者は、「イラビタ編集ショップが国内百貨店の中で、単位面積当たりの売上が最も高い鴨鴎亭本店に入店することも、内部では破格とされている」とし、「一種の実験的な挑戦を敢行すること」と説明した。狎鴎亭本店の1平方メートル当たり売上(年間基準)は2700万ウォン台で業界1位だ。

    同じ日、現代デパート貿易センター店では顧客体験型のハンドバッグ売場「リトルファーマーズ」が開店する。この売り場では客がハンドバッグ作る過程を体験して見ることができる。

    キム・ジョンイン現代百貨店ファッション事業部常務は、「従業員のアイデアで始まった実験的売り場を実現できたのは、挑戦と失敗を奨励する組織文化のおかげだった」と語る。

    このような実験の背景には、鄭志宣(チョン・ジソン)会長の特別な注文があった。鄭会長は最近開かれた役員会で、「短期的成果よりは長期的な観点を持ち、顧客と市場変化に合う新しい未来MD戦略を推進せよ」と指示したと言われる。

    アディダスも最近、ソウルの明洞(ミョンドン)に実験室のようなポップアップストア「イノベーションラボ」を開いた。ここでは今回アディダスが発売したランニングシューズに適用された、最先端技術に対する説明を聞くことができる。体験ゾーンでは直接履いて、走ってみることができる。

    ファッションブランドMCMは今年初め、ソウルの新沙洞(シンサドン)街路樹通りにギャラリー型ショッピング空間「M:AZIT」ストアをオープンした。1階ではハンドバッグを買って、2階では新進芸術家の作品を鑑賞できるギャラリー型ストアだ。毎月、二日間は展示作家たちが来訪し、作品を説明して顧客とコミュニケーションする時間も持つ。

    今月はタトゥー(刺青)をテーマに作品活動をしているノボ作家の展示が行われており、来月は似顔絵とぬいぐるみをモチーフとするコ・アヂン作家の展示が行われる。

    ブランドショップ化粧品であるシャラシャラは、ソウルの弘大(ホンデ)前に単独店を運営しつつ、一方でコーヒー飲料を販売するカフェを兼営して話題だ。コーヒーを飲みながら化粧品ショッピングも休憩もでき、若い女性層に人気が高い。アメリカーノ、エスプレッソなど7種類のコーヒーをたった1000ウォンで販売する。
  • 毎日経済_キム・ヂュヨン記者/キム・ヂミ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-02-26 17:09:11