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夏のフルーツ、サルグ・サンタルギ・ブルーベリーが人気

多様化した好みのおかげで、品揃え商品から旬の果物として浮上 

    これまで品数を揃えるためというほどの扱い受けていたサルグ(アプリコット)とサンタルギ(ラズベリー)など異色の果物が、本格的なシーズンの夏を迎えて人気だ。ほとんど5~6月に生産され、短くて3週間、長くてみても約1ヶ月半だけさっと販売されるこれらのフルーツは、いま厳然とした夏の旬の果物として鎮座する雰囲気だ。

    20日、イーマートが今月に入って定番果物の売上高を前年と比較した結果、チャドゥ(すもも)が185.4%、サンタルギは151.6%増となった。国産ブルーベリーとハウスプラムの売上高もそれぞれ83.2%と49.7%ずつ跳ね上がり、同期間全体の国産果実の成長(11.1%)を大きく上回った。

    その結果、全体の果物売上で4品目が占める割合も、昨年よりも5倍近く高くなった。

    一般的にこの時期に出てくるこれらの定番果物は、伝統的な夏の果物の強者であるスバク(スイカ)やチャメ(瓜)とは異なり、この時期を逃すと味わうことはむつかしい。物量自体が少ないせいで、可楽市場などの卸売市場でも別々に取り扱わず、価格が非常に高く、これまでマートでは主要項目としての待遇をされなかった。

    しかし、消費者の好みが徐々に多様化して新鮮なものを探す需要のおかげで、春の終わりから初夏まで「いっとき」売る旬の国産果物が注目されるだろう。

    ブドウの30倍に達する抗酸化物質のおかげで、「スーパーフード」に選ばれるブルーベリーは最近、全羅南道・全北地域のハウスから出荷される国産生ブルーベリーが輸入冷凍製品の人気を代替している。国内産という利点に加え、新鮮な状態で味わうことができ、輸入よりも相対的に高い価格にも、求める客がぐんぐん増えた。

    最近では供給が増え、消費者が接近がより簡単になった。

    農民の間で高所得作物として注目され、主な栽培品目をブルーベリーに変える農家が続々とできたおかげだ。実際に2006年の産地で1キログラムあたり8万ウォンに達していた環境にやさしいブルーベリーの価格は、最近は4万ウォン台に半減した。

    他の旬の果物も早い暑さによって作況が好調で、前年比で最高20%ほど値が落ちた。

    チャドゥは安定した日照量で病虫害もなく、1.5キロ当たり産地取引価格が1万6000~1万8000ウォン線で、2万ウォンだった昨年に比べて安価になった。サンタルギも今月末物量があふれ出て、キロあたりの産地出荷価格が前年より2000ウォン低い1万8000ウォン線に落ちる見通しだ。

    輸入製品の中でも品揃え果物にとどまっていたマンゴーの躍進が目立ち、今月に入って売り上げが140.5%上昇した。
  • 毎日経済_キム・テソン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-05-20 17:13:49