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ファッションの主要都市、スタイル共存のロンドンVS素材重視のパリ

    ファッション強国イギリスのロンドン、フランスのパリは完全に異なるトレンドを形成している。

    紳士の都市と呼ばれるイギリス、ロンドンの通りの人々は全般的にすっきりとしたスタイルを固守する。もちろん、パンクのアイコンデザイナーのヴィヴィアン・ウエストウッドを輩出した国であるだけに、多様な趣向と個性が共存する雰囲気だ。

    このため、整然ととかしつけたポマードヘアーの紳士たちがスリーピーススーツを着て歩く姿と、ドレッドヘアーのジャマイカ風の人たちが共存する。また、乱れのないメイクアップと余計なものがないスタイルの女性、破れたパンツをはいていくつもの鼻ピアスをつけた女性が調和する姿も目立つ。このため、ロンドンのファッション市場では様々なスタイルを扱えるSPAブランドが多い。しかし、最近のロンドンファッション市場は、あまりにも弾けた衣装よりは重みのある服を好む雰囲気だ。

    一方、フランス、パリの人々は服の購入時、スタイルよりは素材に敏感に反応する。

    このため、どれだけシャネルがシーズンごとにカラフルなツイードジャケットを披露しても、ほとんどのパリファッション業界は華やかなカラーや独特なパターンの衣装よりは、カシミア・ウールなど高価の素材でつくられた落ち着いた色合いの製品を主力にする。結果的に、パリの人々のスタイルは名品都市という期待と異なり、多少退屈に見えるかもしれない。しかし、良い素材の服を一度買って長い間着ようとする雰囲気であるため、無彩色の高級ニット・パンツで楽に着る人たちが多い。

    そのうえ、フランスの水質状態はヨーロッパ内でも最も良くない方に属し、パリの人々の肌・髪の状態は良くない。このため、臭いを隠す香水と、洗顔に代替するための用途のウォータークレンジングなど多様な化粧品が発達しているが、多少くすんで見えるスタイル・肌のパリジャンが多いのは否定しにくい。
  • MKファッション_イム・ソヨン記者 | 入力 2014-05-07 13:39:24