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ITモンスターの「町の美容院血闘」

7月からNAVER・カカオが美容院の予約・決済でO2Oサービスを開始 

  • NAVERとカカオの真っ向勝負が繰り広げられる。種目は「美容院」だ。検索とメッセンジャーをベースにした2社の情報技術モンスターのオフライン激突に関心が集まっている。

    NAVERは来る7月から、検索サービスを通じてヘアショップのおすすめと予約をワンストップで支援する。利用者が希望する地域とヘアショップなどの美容院関連のキーワードを入力すると、該当地域の美容院をおすすめする。単純なおすすめを越えて、ルートから予約・決済までをサポートするという目標だ。モバイルNAVER検索サービスカテゴリーのうちの1つである「プレイス」で便利に「私だけの美容院」を探せるように助ける。

    NAVERプレイスは、場所とアイテムをまとめて、検索が容易になるように助けるサービスだ。今まで、キャンプ場・グルメをサービスし、7月に美容院まで領域を広げることになる。NAVERは、美容院の顧客管理専門業者(CRM)の「ハンドSOS」と手を組んだ。プレイスは、ハンドSOSが保有している4000カ所の美容院情報を活用する。サービス開始後には、オープン政策で他の個人美容院やCRMにも開放する予定だ。別途入店費や手数料は受け取らない。

    独自のアルゴリズムを用いて、評価とレビュー・クリック数などを基準におすすめ優先順位を決定する。供給者が要求すれば、場所、電話番号だけでなく、予約と事前決済まで可能だ。決済はNAVERペイとクレジットカード、携帯電話の料金決済などが、すべて可能だと分かった。プレイスは、まず、ソウル地域を中心にモバイル検索サービスだけに反映するという計画だ。NAVERの関係者は、「利用者と供給者の両方にオープンされたサービスで、今後、広告ビジネスベースのサービスとして発展する可能性もある」と伝えた。

    カカオは7月中旬、カカオトークアプリケーション内の「もっと見る」タブにヘアショップコーナーを新設する。利用者は、ヘアショップページで、希望のヘアショップ、デザイナーとヘアスタイルを選択し、予約可能な時間を確認した後、事前決済を通じて予約を確定することができる。

    カカオは、「カカオヘアショップ」サービスのために、CRM1位の「ヘアチャン」を買収した。協力を越えて1位企業の買収は、プレミアムサービスを提供するという趣旨だ。ヘアチャンは、業界シェア69%を確保しており、顧客業者は9700カ所だ。カカオは、ヘアチャンの既存の顧客を含めて入店希望業者の申請を受けた。去る5月初めまでに申請した企業約4000社のうち、最終選抜した約2000社を対象にサービスを開始する。

    「カカオヘアショップ」は、最初の入店費の5万ウォン、月利用料の2万ウォン、手数料は1件当たりの決済金額の5%を受け取る予定だ。ただし、「カカオヘアショップ」を通じて初めて該当美容院を利用する場合には、手数料がより高い。決済は、カカオペイだけでなくクレジットカード、携帯電話の料金決済がすべて可能だ。「カカオヘアショップ」の利点は、正確な情報だ。詳細条件検索で「赤ちゃん専用の椅子があるか」などと、具体的に希望する条件に合った美容院のおすすめを受けられる。

    利用者を呼び集めるために、多様な情報も提供する。カカオは、実際に「カカオヘアショップ」を利用した人だけが作成可能なレビューとヘア知識、トレンドなどを総合して提供する予定だ。カカオは「営業時間外の時間にも予約できるかなど、利用者の利便性が高まるだろう」と伝えた。実際に過去8週間の試験運用の結果、営業時間外の予約件数は25%に達することが分かった。
  • 毎日経済 オ・チャンジョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-06-23 17:05:08