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1%のスイートルーム 一晩1千万ウォン

ロッテ・新羅・朝鮮ホテルに続きマリオットも最高級競争 

    国内一流ホテルの最高級の客室料金は、1泊1000万ウォン以上に張り付いたままだ。「ホテルのプライド」と呼ばれる最高級客室のプレジデンシャルスイートは、ホテルの力量を集結した超豪華客室だ。

    2~3年前までは1泊で1000万ウォンを超える客室を探すことは難しかったが、最近の特級ホテルが改修や補修を経て、客室料金が1000万ウォンを超えた。

    去る4日、ソウルのチョンノ(鍾路)区チョンゲチョン(清渓川)路に開館した、JWマリオット東大門スクエアホテルのプレジデンシャルスイートの宿泊料金は1泊1000万ウォンに策定された。

    付加税とサービス料を合わせると、料金は1210万ウォンにのぼる。23平方メートルの面積のこの客室は、最も小さな部屋(38平方メートル)を6つ足したサイズだが、料金は18倍の差がある。

    昨年、大々的なリノベーションを終えて再開館したソウル新羅ホテルのプレジデンシャルスイートの宿泊料金は、1泊1400万ウォンに調整された。ロッテホテルソウルも、最も広い448平方メートルの客室料金を3年前に1400万ウォンに変更した後、その料金を維持している。

    ソウルウェスティン朝鮮ホテルは、チェリストのチャン・ハンナやピアニストのキース・ジャレットなどが泊まった、310平方メートルのスイートルーム1泊の料金が1500万ウォンで最も高い。

    プレジデンシャルスイートやロイヤルスイートなどと呼ばれるこれらの部屋の料金が高い理由は、ホテルにたった一つだけの空間という象徴性のためだ。海外首脳や国賓級の名士が泊まるが、実際の料金は告示料金と多少の違いがある。国賓は招請国である韓国政府が料金を負担し、著名な芸術家やVIPは招請行事の主催側が料金を負担するのでホテル側は異なる割引率を適用する。

    ある外資系ホテルの関係者は、「価格が高いところは割引幅が大きい。一部のホテルはサービス料を既に料金に含ませ、告示価格だけでは実際の負担価格を正確に知るのは難しい」と語る。

    また他のホテル関係者は、「個人が費用を支払って、これらの部屋に泊まることはほとんどない」とした。このため、相当数の一流ホテルの最高級スイートルームは、1年のうちの9~10ヶ月間は空いたままだ。

    大型アパートの面積よりも大きい80~90坪台の部屋は、単に宿泊施設のスペースだけではない。ロッテホテルソウルのスイートには、ベッドルームに加え、スパやサウナが可能なバスルーム、応接室や会議室、ダイニングルーム、書斎が別にある。浴室内のバスタブのサイズだけでも9.9平方メートル(3坪)に達する。

    ソウル新羅ホテルは国賓級投宿客の身辺保護のために、部屋3面のガラスにすべて防弾フィルムを設置し、24時間この客室のみのために働く専門の執事(バトラー)を割り当てている。

    南山の麓に位置するグランドハイアットソウルは、英国女王やアメリカ大統領などの国賓やレオナルド・ディカプリオなど海外の俳優たちが、パークハイアットソウルは、江南に拠点を置く高級ブランドの本社関係者が好むことが知られている。
  • 毎日経済_イ・ユヂン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-02-06 17:23:32