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輸入車のAS専門店「マイレ・オートサービス」オープン…市場競争が加熱
輸入自動車の整備サービス市場…「熱い」価格競争
- 輸入自動車の整備サービス市場に、低価格と迅速なサービスを前面に出した外部企業が積極的に勢いを拡大している。既存の輸入車メーカーもアフターサービス（AS）センターを拡張してサービスの拡大に乗り出しており、輸入車の整備市場をめぐる競争が加熱している。
< BMW Aディーラー社と比較したスピードメイトの費用 >
自動車管理の専門企業であるアレス（ALLES）社は6日、京畿道城南（ソンナム）市にある板橋直営店で事業説明会を開催して、輸入車のAS専門店「マイレ・オートサービス」をローンチした。マイレ・オートサービスは、ドイツの自動車部品ブランドのマイレ（MEYLE）社のMEYLE-HD製品群を使って修理する、輸入車整備の専門店だ。マイレは世界市場で純正なみのクオリティを誇るという評価を受ける部品メーカーだ。マイレ・オートサービスはさまざまな車種に使用されるマイレ部品を使用して、輸入車ディーラーに比べて最大42％低廉な工賃で修理サービスを提供する。現在は松坡・一山・仁川などの8地域の加盟店と板橋直営店を保有しており、今年中に店舗を20ヶ所に拡大する予定だ。
マイレ・オートサービスが国内で積極的なマーケティングを展開するのは、輸入車の整備市場の成長性を大きく見ているからだ。 2014年、輸入車の軽整備市場から第一歩を踏み出した国内大企業の関連事業の規模は2年めで急膨張した。この分野で最も活発な大企業はSK、GS、韓国タイヤなどで、これらのうちの一部は輸入車の中整備ビジネスにまで勢いを拡大している。
SKネットワークスの運営する自動車整備事業ブランドの「スピードメイト（SpeedMate）」は、2014年9月から輸入車への軽整備サービスを本格的に開始した。現在、全国750以上の店舗のうちの200店舗でサービスを提供しており、これは2014年末に比べて2倍に増加した規模だ。昨年の訪問利用は月平均1360台だったが、現在は1900台規模にまで増えた。
スピードメイトはグローバル部品メーカーのマン（Mann）やTRWなどから製品を調達し、正式輸入車のサービスセンターに比べて30～40％低廉な料金で、エンジンオイルとブレーキパッドなどの整備・交換サービスを提供している。
BMWのベストセラーモデルである520dのエアコンフィルターを交換する際に、ディーラーのサービスを利用すれば部品価格と工賃を合わせて18万9970ウォンを支払う必要があるが、スピードメイトでは10万5670ウォンあれば充分だ。メンバーシップカードを活用すれば価格は7万3969ウォンにまで下がり、ディーラー対比で61％も低廉な料金でサービスを受けることができる。
GSエムビズ（GSMbiz）の軽整備フランチャイズ「オートオアシス（autoOasis」もまた全国部品流通網を通じ、公式の整備センターに比べて30％低廉な整備サービスを提供していている。全国のオートオアシス店480カ所のうち、輸入車の整備設備を備えたところは現在100カ所で、30ヶ所に過ぎなかった2014年末よりも3倍以上に増えた。
スピードメイトとオートオアシスは軽整備を越えて中整備にまで、輸入車修理サービスの範囲を拡大している。 2007年に釜山地域に整備工場を建設して輸入車の中整備を開始したスピードメイトは、先月は水原にも整備工場をオープンした。今年の下半期にはさらに2工場の稼動を開始する。オートオアシスも先月、京畿道の坡州（パジュ）に大型総合整備工場を正式オープンし、板金・塗装などのサービスを展開している。韓国タイヤは2014年から輸入車に特化した店舗「ラクスタジオ（LUXTUDIO）」を運営している。ソウル市三成洞と釜山市巨堤洞（コジェドン）のラクスタジオ店舗では、スーパーカー以上のホイールサイズを持つ車もタイヤを交換できる。タイヤだけでなく輸入車への一般軽整備サービスも、全国50ヶ所以上の「Tステーション」（タイヤ・軽整備店舗）で提供している。
各輸入車メーカーはASセンターを積極的に増やし、市場の守りに乗り出している。 2014年は全国に320ヶ所だった輸入車ASセンターは、2015年には361ヶ所に増えた。各社の計画通りなら、今年は400ヶ所を超えると予想される。とは言え、依然としてBMWやベンツ、フォルクスワーゲンアウディなどの主要輸入車メーカーのサービスセンター1ヶ所が処理しなければならない車は1000台ほどで、外部に解決策を求めている消費者の試みは続くものと見られる。 - 毎日経済_城南＝パク・チャンヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-06 23:30:50
