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10万時間使える照明に日本からラブコール

    △写真=Hwashin E&Bのソン・ユングァン代表が自社で生産中の無電極ランプを紹介している。

    国内照明専門企業のHwashin E&Bが、日本で「大ヒット」を爆発させた。

    メーカーで使われる工業用照明である「無電極ランプ(商品名:マキシマライト< MAXIMA LIGHT >)」を開発し、グローバル市場に供給中のHwashin E&Bは11日、日本最大の鉄鋼会社である新日本製鉄に合計20万個を供給することにする契約を締結したと明らかにした。これは、800億ウォン規模の産業用照明物量でHwashin E&Bが、昨年1年間で上げた売上高の約8倍に達する。ソン・ユングァンHwashin E&B代表は、「新日本製鉄が日本全域に保有している9カ所の工場に、無電極ランプを輸出することにし、すでに1次で名古屋工場に1万個、40億ウォン分を出荷しており、地域別に順次拡大供給するつもりだ」と伝えた。

    Hwashin E&Bが新日本製鉄に通じたのは、長年の検証過程を通過した結果だ。ソン代表は、「日本企業が採用している照明は高品質と保守的な社会雰囲気のために、日本で長い期間、品質テストを経る」とし、「最終的に選択されるには、天の星摘みという言葉があるほど非常に難しい」と明らかにした。彼は「現場で1年以上のテストを経て、新日本製鉄と最終供給契約を結ぶことができた」と説明した。Hwashin E&B(www.maximalight.com)が独自に開発したマキシマライトは、フィラメントがなく磁場と蛍光物質で光を作って自然光を演出する。点滅現象がないだけに、目の疲れが少なく、LED照明に比べても熱にはるかに強いうえ、寿命も約2倍長いのが長所だ。それだけにマキシマライトは熱い熱と安全事故の危険がある産業現場に最も適しているという評価を受ける。今も日本の多くの工場で使われる照明は、主に放電ランプの一種であるメタルランプで、長い時間使用すると、点滅現象が生じるなどの欠点が少なくない。

    さらに、日本は電気料金が韓国より3倍以上高い。ソン代表は、「通常、LEDの寿命は3万~6万時間で、大容量(40ワット級以上)に行くほど放熱問題のために3万時間以内に短縮される」とし、「しかし、無電極ランプは寿命が6万~10万時間で、価格は産業用高天井などの基準で60~70%水準であるうえ、維持・補修費まで削減でき、はるかに経済的だ」と付け加えた。今年は、Hwashin E&Bに東南アジアをはじめ、多くの国から「ラブコール」が殺到している。ソン代表は、「マレーシアの高速道路の街灯とカンボジアの高速道路の街灯事業も契約が差し迫った状態だ」と明らかにした。
  • 毎日経済 ミン・ソクギ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-07-11 17:09:34