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労働者300万人が最低賃金を受け取れない
- 来年に最低賃金も受け取れない労働者が、全体労働者の6人のうち1人の割合である300万人を上回るだろうという韓国銀行の分析結果が出た。法定最低賃金は毎年大きく上がっているが死角地帯が多いためだ。
これにより、業種別に最低賃金を差別化し、制度の実効性を高めなければならないという指摘だ。先月、最低賃金委員会が議決した来年度の最低賃金は、8.1％上昇した1時間当たり6470ウォンだ。
16日、韓国銀行が公開した金融通貨委員会報告書によると、最低賃金を受け取れない労働者は、来年に313万人で、今年より約11.8％増加すると推定された。韓国銀行は2017年の賃金上昇率の見通し値（3.5％）をもとに、2017年の賃金労働者の時給と労働者数の分布を推定して計算したと明らかにした。
2012年（186万人）以降、増加を重ねた最低賃金未達労働者は、33年ぶりに64万人（34.4％）増加し、昨年には250万人を突破した。全体労働者で占める割合も、2012年の10.7％から2017年には16.3％へと5.6％上昇した。 - 毎日経済 プ・ジャンウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-17 09:44:21
