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第2四半期の海外でのカード使用額が「34億7000万ドル」…歴代最大
- 今年第2四半期に韓国の旅行客らが海外で利用したカードの使用金額が、史上最高値を更新した。全体海外旅行客数は減少したが、カードの使用頻度が増え、ウォン高で旅行者の支出が大きくなったという分析だ。
19日、韓国銀行が発表した「2016年第2四半期中の居住者のカード海外使用実績」によると、今年第2四半期に韓国人が海外で使用したカードの金額は、第1四半期比で1億7000万ドル増加した34億7000万ドルと集計された。これは、第2四半期の平均為替レート1163.3ウォン基準で4兆367億ウォンに達する金額で過去最大規模だ。
一方、第2四半期の海外出国者数は507万人で、前四半期（556万人）に比べ8.8％減少し、過去2014年第2四半期（6.6％）と2015年第2四半期（5.3％）よりも減少幅が大きくなった。一般的に、第2四半期は長い連休や夏休みがなく、海外旅行者数が少ない方なのに加え、不況の影響で旅行者数が減ったと分析される。
旅行者数は減少したにもかかわらず、カードの使用金額が増えたのは、ウォン高を見せながら海外支出需要が増え、費用負担が減ったためだ。第2四半期の平均1ドル当たりのウォンの値は1163.3ウォンで、第1四半期（1201.4）よりも低い。海外で使用したカード枚数は1150万7000枚で、前四半期より3.0％増え、カード1枚あたりの使用量も302ドルで前四半期比で2.1％増加した。
韓国銀行関係者は、「第2四半期に入り、ウォン貨が上昇して海外で使用したカードの使用金額が増加し、クレジットカードの発行数も継続的に増えながらカード使用額も増加した」と説明した。
一方、時早い猛暑で今年の夏の海外旅行客は、過去最大を記録し、今年第3四半期には海外旅行者数と海外のカード利用額の両方が大幅に増える見通しだ。仁川空港公社によると、今年の夏季休暇シーズン（7月16日~8月15日）の仁川空港利用客は542万人に達したと推定された。また、先月31日、仁川空港の1日の利用客は、史上初めて20万人を超えた。 - 毎日経済 プ・ジャンウォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-20 15:19:56
