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現代グリーンフード、100億ウォン規模の給食供給契約を締結…中東に行った「給食韓流」

海外団体契約で史上最大 

    • < 現代グリーンフード海外給食事業の売上高規模 >

    現代グリーンフードが委託給食市場を成長させるために、クウェートなどの海外市場の開拓に乗り出した。8日、関連業界と現代グリーンフード側によると、同社は先月にクウェート国営石油会社KNPCと100億ウォン規模の給食供給契約を結び、来月から韓国、欧州、インド、フィリピンなどの多国籍労働者1万人に、「アルズール新精油プラント(NRP-5)」プロジェクトが進行される4年間、現地の給食を提供する予定だ。

    海外現地の団体給食契約としては、史上最大規模だというのが、現代グリーンフード側の説明だ。この会社の関係者は、「約6カ月間の準備期間を経て、中東現地業者、イタリア業者などの競争入札で最終的な契約を獲得した」とし、「この期間に、韓国料理、欧州料理、フィリピン料理、インド料理などの多国籍特化メニューを開発して運営する計画だ」と伝えた。このために40人で構成された担当チームが組まれた。

    現代グリーンフードをはじめ、サムスンウェルストーリー、アワーホームなどの国内委託給食市場の強者らは最近、海外市場への進出に積極的な動きを見せている。しかし、これらすべてが大企業の系列会社であるだけに、攻略対象がグループ系列会社の現地工場などに偏っている。進出地域も国内企業の主要な海外進出地域である中国、ベトナムに集中している。

    現代グリーンフードも、現代・起亜自動車などの汎現代家中心の事業を展開してきたが、今回の受注を契機に戦略を全面修正するという計画だ。現代グリーンフードの関係者は、「今回受注したクウェートのプロジェクトのように、大規模な国営公社の発注工事や現地企業を攻略して、海外供給事業を展開する方針だ」とし、「これにより、今年に海外給食売上650億ウォンを達成し、3年以内に海外給食売上1500億ウォン突破を目標にする」と伝えた。

    昨年、現代グリーンフードの海外給食売上高は550億ウォンで、国内外を含めて給食による全体売上高(6377億ウォン)の10%にも満たない。3年後にはこの割合を30%までに引き上げ、企業の新成長動力にするという目標だ。現代グリーンフード側は、「団体給食、病院食などで積んだノウハウをもとに、海外の病院などのまだ国内の食品会社が成功してこなかった分野に挑戦するために準備している」と明らかにした。
  • 毎日経済 イ・セボム記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-08 18:01:01