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8月の就業者が38万7000人増加…青年失業率が9.3%「17年ぶりに最高」

    先月の就業者の増加幅が大きく増えたが、造船・海運業の構造調整の影響が本格化し、慶尚南道・蔚山(ウルサン)地域の失業率が上昇した。青年失業率は17年ぶりに最も高い水準に上昇した。

    統計庁が13日に発表した「8月の雇用動向」を見ると、8月の就業者数は2652万8000人で前年同月比で38万7000人増加した。就業者の増加幅は、7月は20万人台に落ち着いたが、1カ月で再び30万人台に回復した。

    昨年、MARS(中東呼吸器症候群)の影響によるベース効果で卸売・小売業の就​​業者が1年ぶりに増加に転じた影響が大きかった。卸売・小売業の就​​業者は3万8000人増えた。製造業の就業者数は、2012年6月に5万1000人減少して以来、去る7月に49カ月ぶりに減少した。

    雇用率は61.0%で前年同月比で0.3%上昇した。青年層(15~29歳)の雇用率は0.9%上昇した42.9%を示した。経済協力開発機構(OECD)の比較基準である15~64歳の雇用率は66.4%で0.5%上昇した。

    失業率は、前年同月比で0.2%上昇した3.6%を記録した。失業者は20代と60歳以上を中心に増え、全体の失業者は同期間に7万3000人増えた。

    青年失業率は9.3%で前年同月比で1.3%増加した。8月基準では、1999年8月(10.7%)以来の最高値だ。アルバイトをしながら、他の仕事を探す就職準備者と入社試験準備生ら事実上の失業者を考慮した体感失業率は10.2%だった。

    地域別失業率は、蔚山(4.0%)・慶尚南道(3.7%)が前年同月比でそれぞれ1.2%、1.6%上昇し、最も大きな上昇率を見せた。蔚山は2000年(4.8%)以来、慶南は1999年(4.8%)以来の高水準に上昇した。これは、最近進行中の造船・海運分野の構造調整の余波が及んだためとみられる。
  • 毎日経済デジタルニュース局 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-15 08:36:19