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米メディアがサムスンを肯定的評価…Galaxy Note 7の迅速なリコール対応

フォーチュン「1カ月程度過ぎればサムスンの評判に損傷は消えるだろう」 

    米国メディアでもサムスン電子のGalaxy Note 7のリコール対応について肯定的に評価する報道が続いている。バッテリーの爆発のニュースが伝えられると、先を争って刺激的な報道を注いだ米国メディア界でも自省の声が高まっている様子だ。米国の経済専門誌『フォーチュン』は去る16日、「批評家たちが間違っていた:サムスンはGalaxy Note 7のリコールをうまく処理した(Critics are wrong:Samsung handled Galaxy Note7 recall just fine)」というタイトルの記事でこのように報道した。フォーチュンは、「全般的にサムスン電子は、危機に注意深く対応してきた」とし、「サムスンの名声が打撃を被ったが、1カ月程度経過すればすべて回復するだろう」と予想した。

    フォーチュンは、実際にGalaxy Note 7の爆発確率が大きくないにもかかわらず、サムスンが電撃的なリコール措置をとったことに高い点数を与えた。フォーチュンは、「Galaxy Note 7で過熱・爆発問題が発生する確率(0.009%)は、雷に合う確率(0.008%)と似ており、凍死する確率(0.02%)よりもはるかに低い」とし、「Galaxy Note 7の購入者の使用率もほとんど変わらない。ユーザーも危険がないことを悟ったようだ」と伝えた。

    サムスンの迅速な対処に対する好評も続いた。フォーチュンは、「最初の爆発が知られて8日後の今月2日に、サムスン電子は全量グローバルリコールを発表した。それから1週間後には米国消費者製品安全委員会(CPSC)の使用中止勧告が出た」とし、このような対応を「全世界のユーザーに危険を警告するために、これ以上の追加措置がない」レベルだと評価した。

    フォーチュンは、「サムスン電子は、バッテリーの問題が原因で数十億ドルの(金銭的)損害と評判の損失を被ったが、リコールを処理する過程では損失がなかった」と評した。また、「サムスンはこれまで具体的な交換プロセスについての案内が遅れたという批判を受けてきたが、昨日、その発表が行われ、100万台に達するリコール分量を勘案すれば、その点は物流での大きな成果と評価できる」と付け加えた。
  • 毎日経済 ムン・ジェヨン記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-18 22:11:49