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OCI、中国にコールタール工場竣工…年産35万トン

  • OCIは中国に年産35万トン規模のコールタール精製工場を竣工した。これはOCIが中国に建設した第二のコールタール工場で、中東地域輸出の足場の役割を果たすものと期待される。

    OCIは20日、中国の安徽省馬鞍山市に中国の製鉄企業である馬鞍山鋼鉄と年産35万トンのコールタール精製工場の竣工式を行ったと明らかにした。コールタールは製鉄の過程で出てくる副産物で、中国の現地製鉄企業と合作して原材料供給先を確保したものだ。

    今回の中国工場は5万9504平方メートル(約1万8000坪)の土地に、昨年5月に着工して約14ヶ月ぶりに竣工した。

    OCIは今回の竣工で、既存の浦項工場と光陽工場の年間45万トン、中国・山東省の工場38万トンを加えて年間総118万トンのコールタールを精製し、これまでは5位に過ぎなかった生産能力が3位に跳ね上がることになった。コールタール精製工場は、タイヤの原材料であるカーボンブラック(carbon black)の生産に使用されるカーボンブラックオイルと、アルミニウムの製錬に使用される電極原料のピッチ、ナフタレンなどを生産する。 OCIの関係者は、「今回の竣工を通じて世界のトップ3へと跳躍する契機を整えた」とし、「韓国で蓄積したノウハウを通じて、中国で新成長動力を確保する計画」だと語った。
  • 毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-20 17:22:36