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大韓航空、韓進海運に600億ウォンの支援を決定…物流大乱事態

緊急理事会招集…売掛債権を担保に資金供給 

    大韓航空は21日、子会社の韓進海運の法定管理(会社更生手続)で起きた物流大乱の解消のために、緊急資金600億ウォンを支援することに決定した。

    これにより、海外の主要港湾に足止めされている韓進海運の流浪貨物事態が解決の糸口を見つけた。大韓航空は同日午後7時30分、非公開理事会を開き、韓進海運の売掛債権(売掛金)を担保に資金を送る方案を可決した。

    韓進海運が現在船積みされた貨物の輸送を終えた時に受ける代金を大韓航空が持つ代わりに、現金600億ウォンを支援するという骨子だ。そのための財源として現金性資産600億ウォンはすでに確保した。大韓航空は22日、理事会支援案を法院(裁判所)に提出し、許可を受けると直ちに資金支援に乗り出す計画だ。

    これにより韓進グループは、趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長の私財出捐(400億ウォン)と大韓航空の支援を合わせて、当初計画していた1000億ウォンの資金支援の約束をひとまず守ることになった。趙亮鎬会長は、物流大乱事態と関連し、去る13日に朴槿恵(パク・ウネ)大統領が「海運が麻痺すれば、政府が支援するしかないという安易な考えが、今回、国内輸出入企業に大きな打撃を与えた」と真っ向から批判すると、これまで早期支援案を履行するために大きな圧力を感じたと伝えられた。

    金融当局も大韓航空の支援が決定すると、産業銀行次元の追加支援を検討している。この日、金融委員会の高位関係者は、「今のところ規模は予断できない」とし、「担保価値に対する評価を基に、追加の資金支援方案を検討している」と伝えた。
  • 毎日経済 キム・ジョンファン記者 / チョン・ソクウ記者 / 写真=MBN放送映像キャプチャ | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-22 04:05:45