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5年以内に1億世帯が超高画質テレビを見る

    今後、5年以内に「HDR(High Dynamic Range)」技術が適用されたテレビを視聴する世帯が1億世帯を突破すると予想された。HDRは既存の映像よりも明るい部分と暗い部分の差をさらに大きくして鮮やかな画質を実現する技術だ。

    23日、市場調査機関ストラテジー・アナリティックス(SA)によると、2020年、HDRテレビ視聴世帯は1億700万世帯、視聴者は2億5000万人に達すると予想された。特に北米市場では4世帯のうち1世帯がHDR技術を搭載したテレビを視聴する見通しだ。全世界のグローバルテレビ市場で1位と2位を争っているサムスン電子とLG電子も昨年からテレビのHDR機能を強調し、画質の競争に本格的に乗り出している。HDR技術は通常、プレミアム級と呼ばれるUHD(超高解像度)テレビにたくさん内蔵されるため、収益性も高い。

    サムスン電子は量子ドットSUHDテレビを前面に掲げてHDRサービスを拡大するために、欧州の主要なコンテンツ企業とのパートナーシップを大きく広げる姿を見せている。

    HDRコンテンツが拡散してこそ、テレビの販売に弾みを受けることができるからだ。昨年からUHDサービスを開始したイタリアの「CHILI」と「Infinity」、ドイツの「Videolaod」は、来年上半期中にHDRサービスを導入する計画だ。オランダ「Insight TV」とスペイン「RTVE」は、今年の下半期にUHDサービスとHDRサービスを同時に導入する

    LG電子は、テレビのメーカーとしては初めて、1秒間に画面数(フレーム)が最大120枚の高画質HDR放送をリアルタイムで見せた。今月初めにドイツのベルリンで開催されたヨーロッパ最大の家電展示会であるIFA 2016でBBC、欧州放送連合(EBU)、ヨーロッパ最大の衛星放送事業者であるASTRAなどと協業して、世界で初めてHFR(High Frame Rate)を適用したHDR放送を披露したりもした。
  • 毎日経済 ソン・ソンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-09-24 04:01:07