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LG電子、医療映像機器に挑戦状…サムスン電子と一本勝負

手術・臨床用モニターなどの3種を初公開 

    LG電子が医療用映像機器市場に本格的に乗り出した。サムスン電子とプレミアムテレビで熾烈なグローバル競争を繰り広げているLG電子が増加傾向を見せる医療機器市場でも、再び対決構図を作るというものだ。LG電子は、米国シカゴで27日(現地時間)から来月1日まで開かれる北米映像医学会(RSNA)に参加し、手術用・臨床用モニターとデジタルX線検出器(DXD)などの医療用映像機器3種を公開した。

    LG電子が今回前面に出した製品は、手術用モニターでウルトラHD(3840×2160)解像度を備え、赤色を明確に区別する。これにより、医師が腹腔鏡を利用して手術する時、血液・患部などを明確に区別でき、反応速度が速く腹腔鏡の動きを画面にすぐに映し、正確な手術を助ける。臨床用モニターは、表現できる色の範囲が広く、カラー磁気共鳴画像装置(MRI)、カラーコンピュータ断層撮影(CT)などの映像を見るのに適している。DXDは、従来のアナログ方式のX線と異なり、フィルムが必要ない。LG電子は、モニタ2種は来月から、DXDは来年に韓国・米国・欧州などの主要国に順次発売する計画だ。

    LG電子の市場進出は、医療機器が新成長動力になる可能性があるという判断からだ。保健産業振興院によると、昨年のグローバル医療機器市場規模は3243億ドル(約379兆4000億ウォン)に達し、2010年から年平均3%程度の成長率を見せている。特にその中でも、診断映像機器が約25%で最も大きな割合を占めている。テレビ市場で最高の座をめぐって争っている2メーカーとしては、高解像度の画質や高い反応速度などの優れた技術を持っており、他のメーカーに比べて競争力もあるという評価だ。
  • 毎日経済 ウ・ジェユン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-11-28 17:20:40