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トム・クルーズ氏、蚕室ロッテワールドタワーのレジデンスに関心

    米国ハリウッド人気俳優のトム・クルーズ氏は最近、訪韓中にロッテワールドタワー(第2ロッテワールド)内の超豪華レジデンスである「シグニエル(Signiel)」を見て回ったことが確認された。

    16日、業界によるとトム・クルーズ氏は先月7日、新作『ジャック・リーチャー NEVER GO BACK』の広報のために来韓し、韓国での日程を消化する中でロッテワールドタワーのシグニエルを訪れた。この日の午後、トム・クルーズ氏は蚕室ロッテワールドのアイスリンクでレッドカーペットイベントを進行し、ロッテワールドタワーに移動してロッテシネマで開かれた特別試写会に出席した。その後にトム・クルーズ氏はロッテ側の提案で、非公開でシグニエルに上がった。当初の計画にはなかったスケジュールだったことが分かった。ロッテ側はこれと関連して「お答えできない」と線を引いた。

    韓国に対する愛情では格別なトム・クルーズ氏が、シグニエルレジデンスに投資する可能性にも多くの関心が集まっている。トム・クルーズ氏は1994年の映画『インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア』を契機に韓国を初めて訪問した後、これまでに総8回韓国の地を踏んだハリウッドの代表的「知韓派」だ。昨年は『ミッションインポッシブル:ローグ・ネイション』の来韓行事で、当時トム・クルーズ氏はなんと2時間も真心を込めてファンサービスを行ったことがある。ハリウッド俳優がロッテワールドの室内アイスリンクでイベントを進行したことも今回が初めてだった。

    トム・クルーズ氏は今回、訪韓中の記者会見や芸能番組への出演など殺人的なスケジュールを消化しながらも、ファンのためのサービスを欠かさなかった。

    トム・クルーズ氏のシグニエル訪問は購入の意思とは無関係だという裏話だが、購入が現実化すれば、ロッテの立場からは分譲成功に大きな力になりうる。実際に、ロッテはシグニエル分譲に海外セレブを活用しようとする戦略を考えたりもした。ロッテワールドタワーのモデルとして有名ハリウッド俳優を打ち出す戦略が検討されることもあったが、具体化しなかった。ロッテ側によると、当時はレオナルド・ディカプリオやジョージ・クルーニーなどのハリウッド俳優を含めて、国内の俳優らも候補にあげた。

    海外セレブたちのロッテワールドタワーへの関心も熱い。先月30日、中国上海で中国の投資家を対象に行われた説明会では、資産107兆ウォンの所有者であり中国最大の金持ちに選ばれる王健林(ワンゼンリン)ワンダグループ会長などが参加し、シグニエルに関心を示した。これまで分譲を問い合わせた者のうちの70~80%は中国の人士だと伝えられた。

    韓流スターなど国内有名人の問い合わせも続いているという。

    シグニエルレジデンスは、分譲価格が最低50億ウォン台の超豪華・超高層住宅オフィステルだ。最上階のペントハウスは分譲価格が300億ウォンに達すると予想されている。ロッテワールドタワー42~71階に位置するシグニエルの規模は総223室で、60~70坪台の供給面積209~236平方メートルから200~300坪の667~1238平方メートルのサイズのオフィスで構成された。
  • 毎日経済_キム・ガンレ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-12-16 16:15:42