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キム・ヨンラン法の影響…ソルラルギフト「輸入産」が占領

    不正請託防止法(キム・ヨンラン法)が、韓国民族の最大の名節であるソルラル(旧正月)の茶礼用の膳の風景までを変える見通しだ。ソルラルのギフトセット価格をキム・ヨンラン法施行令の規定に従って「5万ウォン以下」で構成しようとしてみると、百貨店がコスト削減、数量、大きさを合わせるための苦肉の策で輸入産製品を大量に出しているためだ。

    キム・ヨンラン法施行後、初の名節であるソルラルを控え、流通業界は今月1日から一斉にソルラルギフト販促行事に突入した。特に新世界百貨店は4日、ニュージーランド産のタチウオ、ペルー産のアップルマンゴー、ロシア産の明太子、インド洋自然産のエビなどの輸入産ソルラルギフト製品を、昨年のソルラルより57%も増やしたと明らかにした。2015年に18種、2016年に21種だった輸入生鮮食品のソルラルギフト項目を今年は33種に増やした。

    輸入産ソルラルギフトを主要品目に設定したのは、他の百貨店も同様だ。ロッテ百貨店は、オーストラリアの精肉セット、タイのマンゴーセットなどの輸入製品を昨年より40%増やした100種余りに拡大し、物量も昨年のソルラルより5倍多い約8万個に増やした。ロッテ百貨店は、初めから5万ウォン以下のソルラル専用製品が興行を予告すると、5万ウォン以下の商品も無料で配送してくれる「L配送」サービスまで導入した。

    輸入産製品は名節ギフト市場で急速に領域を広げている。新世界百貨店によると、輸入産ソルラルギフトセットの売上高の伸び率は2015年に24.5%、2016年に66.6%を記録したが、今年のソルラルには200%に達すると予想された。国内産ソルラルギフトセットは、一昨年に7.3%、昨年に8.1%成長したが、今年は4.5%を記録し、成長率が前年より停滞すると予想した。
  • 毎日経済 ソン・イルソン記者 / キム・ユテ記者 / 写真=新世界百貨店 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-01-04 17:51:08