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現代重工業、31年間で船舶用プロペラ5000個を生産

    1985年8月から船舶用プロペラを生産し始めた現代重工業が、31年6カ月で5000個を作る大記録を立てた。

    現代重工業は2日、最近直径10.6メートル、重さ77トン規模の5000番目のプロペラを完成させたことを記念し、3日に蔚山本社で「プロペラ5000号機出荷記念式」を開催すると明らかにした。

    船舶用プロペラを5000個作成するためにかかった31年6カ月という時間は、造船業力が90~150年のドイツ、日本の企業よりもはるかに速い記録だと現代重工業は説明した。

    現代重工業は現在、世界船舶用プロペラ市場の31%を占めている1位の企業で、年平均200個以上の船舶用プロペラを作り、34ヵ所の造船所に供給している。

    2003年に開発した「フラン(Furan)工法」を活用し、製作コスト・期間を短縮したおかげだ。技術革新を通じた新たな製品の生産も用意している。現代重工業の関係者は、「従来より重量を25%以上削減し、船舶運航効率を高められる複合材料プロペラを開発中だ」とし、「今後も継続的な技術開発と品質向上を通じて、トップの座を守っていく」と伝えた。

    現代重工業は、今回作られた5000番目のプロペラをギリシャ・テナマリス社(Thenamaris)から受注した30万トン級原油運搬船に搭載する予定だ。
  • 毎日経済 デジタルニュース局 ハン・ギョンウ記者 / 写真=現代重工業 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-02-02 11:14:02