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「ワーキングファーザー」男性の育児休業者が4年間で4倍増加

    男性の育児休業が2012年から4年間で、4倍以上増加したことが分かった。まだ育児休業者のほとんどが女性だが、男性の育児休業が毎年増加している。9日に女性家族部が発表した2016年両性平等実態調査の結果によると、2012年に1790人に過ぎなかった男性の育児休業者数が、2013年に2293人、2014年に3421人、2015年に4872人へと着実に増え、昨年は7616人へと急増した。

    全体育児休業者も着実に増加し、2012年の6万4069人から2016年に8万9795人で28.5%増加した。

    女性の経済活動参加率と女性の雇用率も上昇傾向にある。女性の経済活動参加率は、2012年の55.2%から2016年の58.4%に増加し、女性の雇用率も53.5%から56.2%に上昇した。

    女性の社会活動への参加が高まり、デートや結婚費用も男性と女性が均等に負担すべきだという認識も高まった。このような回答比率が、礼緞(新婦が新郎側の両親らに届ける贈り物)は85.5%、デート費用は73.9%、婚需(嫁入り道具)は73.1%、住宅は69.2%に達した。住宅とデート費用を過去のように男性が主に負担すべきだという回答は、それぞれ30.5%と25.8%にとどまった。しかし、社会・経済的活動で両性が平等だという応答は、5人に1人にとどまった。

    特に女性は74.2%、男性は50.8%が「女性が不平等な待遇を受ける」ということに同意した。一方、男性が不平等な待遇を受けるということには、女性の11.2%、男性の21.6%だけが同意した。女性が不平等な扱いを受けるという回答は、30代の女性(84.5%)で最も高く、男性が不平等な処遇を受けるという回答は、20代の男性(35.4%)で最高値を記録した。30代の女性は、会社では昇進、家庭では過度な家事の負担で挫折を経験しており、20代の男性は就業などで女性と激しい競争を繰り広げていることによるものとみられる。
  • 毎日経済 チェ・ヒソク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-03-12 08:45:54