大企業CEO「ソウル大・高麗大・延世大出身」の割合、50％を切る

大企業CEO「ソウル大・高麗大・延世大出身」の割合、50％を切る

国内500大企業の最高経営者（CEO）のうちでソウル大・高麗大・延世大、いわゆる「SKY大」出身の割合が50％を下回ったことが分かった。企業業績評価サイトのCEOスコア（CEOSCORE）は12日、「2016年の事業報告書を通じて分析した結果、500大企業のうちのSKY大出身は218人で49％となった」と明らかにした。今回の調査は500大企業のうちで事業報告書を提出した347社のCEO 478人を対象にした。

2年前の調査に比べてSKYの割合は2.6％ポイント低下して、50％ラインから下に落ちた。

学校別では高麗大（マイナス2.1％ポイント）の減少幅が、ソウル大（マイナス0.3％ポイント）と延世大（マイナス0.2％ポイント）よりも大きくて注目を集めた。 SKY大出身者が減った空席は、漢陽大（0.4％ポイント増）や西江大・嶺南大・仁荷大・中央大などがうめた。特に中央大は2年前に比べて1％ポイントも増え、注目を集めた。個別学科ではソウル大学経営学科（21人・4.8％）が最も多く、続いて高麗大経営学科（19人・4.3％）と延世大経営学科（14人・3.2％）の順だ。

出身高校では京畿高（8.1％）、ソウル高（3.9％）、慶北高校（3.6％）が1~3位に名前をあげた。 CEOスコアは「現在、500大企業のCEOは1957~1958年生まれが多い」とし、「1974年の高校平準化などの影響で、高校もまた出身校が多様になっている」と説明した。

CEOの平均年齢も59.6歳で、2年前の59.1歳から上昇した。

CEOスコアのパク・チュグン代表は、「経営の不確実性が高まり、経験の豊かなCEOを好む現象が深化したものと解釈される」と説明した。これにはサムスングループなど、一部のグループでの社長団人事が適時に行われなかった影響もある。 500大企業に含まれる30大グループだけを見れば、平均年齢は59.4歳であり、SKYの割合は51.7％だった。
毎日経済_カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-04-13 08:10:04