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ソウル半導体、グローバル流通社を相手に特許訴訟勝利

  • LED専門企業ソウル半導体が、米国Kマートを相手に提起した特許訴訟で勝利した。

    ソウル半導体は、昨年9月にKマートで販売しているLED電球が自社の蛍光体組み合わせ技術やマルチチップ実装技術などの特許を侵害したとし、米国カリフォルニア州の連邦裁判所に訴訟を提起した。当時主張した特許侵害の中には技術諮問を担当している2014年のノーベル物理学賞受賞者である中村修二教授が発明したフィラメントLED関連の源泉特許も含まれていた。

    ソウル半導体は「Kマート側が最終判決を控えてソウル半導体の特許を尊重し、LED電球製品の販売を中止することで合意した」と8日明らかにした。

    今回の特許訴訟は、ソウル半導体がグローバル流通社を相手にした最初の特許訴訟だ。最初の特許訴訟で勝利することにより、LED電球の製造に関連する源泉技術を保有していることを立証した。また、最近のグローバル電子部品の流通企業であるマウザーを相手に提起した2回の特許訴訟にも青信号が点灯した。

    ソウル半導体は流通会社とは別に、大型LEDランプ製造企業の数社に対しても特許侵害品の製造中止を要求する警告状を発送した状態だ。

    これらが自社の特許を侵害したLEDランプ製品を製造し、市場に流通しているためだ。

    ソウル半導体は2000年代初頭からLED電球用の製品を開発し、既にLED電球製造の核心技術であるチップ製造、透明COBパッケージ、モジュール、電球の製造工程を含む特許を保有している。これらの企業の特許侵害行為が継続されると、追加の訴訟を進行する案も検討中だ。

    ソウル半導体中央研究所のナム・キボム副社長は「Kマート特許訴訟の勝利で、市場に流通されているLEDランプに対してもより積極的に特許侵害の取り締まりを実施している」とし「持続的な警告にも特許侵害行為が是正されない場合、製造・流通企業を相手に訴訟を継続して行う計画」と明らかにした。
  • 毎日経済 ソ・チャンドン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-06-08 10:01:43