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HAPPYSONA、来年2月にモバイルブロックチェーンゲーム「CryptoTank」リリース
イーサリアムがモバイルゲームで獲得できるように
- 来年2月に世界で初めてイーサリアム基盤のモバイルブロックチェーンゲームがリリースされる。イーサリアム基盤のゲームがリリースされれば既存の採掘や取引所を介して取得してきた仮想通貨をより多様な経路で獲得することができるものと思われる。
カナダ所在のブロックチェーンスタートアップのHAPPYSONAは22日から世界で初めてイーサリアム基盤のモバイルゲーム「CryptoTank」のクローズドベータテストに突入した。
CryptoTankのゲーム参加者は本人が持っている暗号通貨を賭けてタンクをコントロールし、一対一のマルチプレイヤーゲームを繰り広げる。
ゲームマネーの代わりにブロックチェーンの一種であるイーサリアム基盤の暗号通貨である「ERC20トークン」を活用する。これは既存のイーサリアムを獲得する方式である「採掘」とは異なり、ユーザーが既に所有しているイーサリアムを活用するという点で、CryptoTankを介して別の形態のモバイル基盤の仮想通貨取引が可能になるものと思われる。一方、イーサリアムを保有していないユーザーの場合ゲーム自体に参加することができない構造だ。
このゲームはブロックチェーンを通じたスマート契約方式を活用する。ゲーム参加者一人一人の状況に合わせてリワードを提供して、彼らの情報がブロックチェーンに恒久的に記録されるため、当事者はもちろん開発会社もこの内容を変更できない。
HAPPYSONAはイーサリアムのブロックチェーン技術をそのまま移してゲームに組み込んだ。一例として、ゲームをするときイーサリアムのデータ転送料である「ガス」が消費されるなど、リアルブロックチェーンゲームの実装に焦点を当てた。ゲームを介して取得したERC20などはイーサリアムに交換して個人の財布などに転送した後、それぞれの所で取引できるようにした。
HAPPYSONAは1月からはゲームのオープンベータテストを行い、2月にはゲームを公式発表する予定だ。このゲームはiPhoneのApp StoreとAndroidのGoogleプレイとCryptoAppsを介してリリースされる。
このようなイーサリアム基盤のゲーム実装技術に基づいてHAPPYSONAは韓国のfilamentree、Blasterを含む、カナダ、ニュージーランドのゲーム開発会社との提携を終えた。
HAPPYSONAのコ・ジョンオク代表は「新しい価値の創出をできないまま投機ブームにとどまっている仮想通貨がCryptoTankを介して新たな価値を創出することができる」とし「2018年第1四半期までにCryptoTankを含む暗号通貨モバイルゲームを10種以上リリースする」と明らかにした。 - 毎日経済 デジタルニュース局 キム・ジンソル記者 / 写真提供=HAPPYSONA | (C) mk.co.kr | 入力 2017-12-22 10:43:51