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LIGネクストワン、海外市場に照準...受注残高5兆突破を

    • 9日(現地時間)、米ワシントンDCで行われている「国際防衛産業展示会」を訪れた軍関係者が、LIGネクストワンの誘導兵器の説明を聞いている。



    地対空ミサイルとレーダーの分野で国内最高の技術力を持ったLIGネクストワンは、今年の受注残高5兆ウォン突破を試みる。 LIGネクストワンの受注残高は2015年に5兆5000億ワンまで上がっが、激しい受注不振で昨年末は3兆7000億ウォンにまで落ちた。しかし、最近「チョルメ-Ⅱ性能改良事業」量産契約など8~9月の二か月間に6000億ウォンを超える国内受注に成功し、海外輸出まで加えて年末の受注残高は2年間の減少傾向を後にして増加傾向に転じる見込みだ。

    10日の証券業界と防衛産業界などによると、LIGネクストワンはさいきん相次ぐ国内受注を足がかりに、海外輸出にも拍車を加えて実績反騰を図っている。

    先月初めにLIGネクストワンは防衛事業庁とKAMD(韓国型ミサイル防衛システム)の中核戦力であるチョルメ-Ⅱの性能改良量産契約を締結した。総契約規模は4390億ウォンだ。これに先立つ4日前、LIGネクストワンは防衛事業庁と1810億ウォン規模の「大砲兵探知レーダーⅡ」量産契約も締結した。わずか一週間のあいだに6000億ウォンの新規受注で、LIGネクストワンの将来に対する期待感は高まっている。上半期の受注は約2000億ウォンで、下半期の追加受注までを考慮すれば年間1兆5000億ウォン以上の受注が可能だという見通しだ。こうなると2016年と2017年の2年連続で落ちたLIGネクストワンの受注残高は、今年末には5兆ウォン台を回復する可能性も高い。

    国内で掘り当てた大規模な契約を足場に、LIGネクストワンはフィリピンのマニラ、米ワシントンDC、インドネシアのジャカルタで開かれる国際防衛産業展示会にすべて参加し、海外市場の開拓に乗り出している。特に8日(現地時間)からワシントンDCで開催される「国際防衛産業展覧会(AUSA 2018)」に参加して、精密誘導兵器と無人水上艇などの先端国産兵器を披露し、北米市場の開拓に乗り出した。 AUSAは米陸軍協会が主管し、まい年全世界の600以上の主要防衛企業が参加する、地上分野に関連する北米最大の防衛展示会だ。

    LIGネクストワンは輸出戦略製品で海外市場で高い関心を受けている精密誘導兵器を展示した。
  • 毎日経済_ムン・ヂウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-10-10 19:01:35