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ガソリンスタンドと無人コンビニの出会い


    無人コンビニが本格的な商用化の途に就いた。一般的な街頭商圏やガソリンスタンドなど、消費者になじみの空間に広がっていき始めたわけだ。

    セブン-イレブンは24日、無人スマートコンビニ「セブンイレブンシグネチャ」4号店を、蔚山ロッテシティホテル1階にオープンしたと明らかにした。スマートコンビニモデルが首都圏を脱して地方に入ったことも、オフィスではなく一般的な街頭商圏にオープンしたことも今回が初めてだ。ホテルの利用客だけでなく、一般消費者も自由に利用することができる。

    これまでのシグネチャ1・2号店はインオフィス直営店で、限られた顧客を対象にシステム全体をテストするためのテストベッドの性格が強かった。 9月、京畿道の儀旺市のロッテ先端素材社内にオープンした3号店もまた、インオフィス商圏を抜け出せなかった。

    蔚山シティホテル店はこれまでセブンイレブンがスマートコンビニを実現しようと築き上げてきた、すべてのシステムが集積された「完全体」だ。人工知能決済ロボット「ブニ(VENY)」をはじめ、スピード保安ゲート、スマートCCTV、スマートタバコ自動販売機などの核心的な情報技術(IT)が適用された。


    自動販売機型コンビニ「セブンイレブンエクスプレス」も、「ガソリンスタンド併設コンビニ」ビジネスモデルを積極的に攻略する。セブンイレブンは、SKガス京畿太平洋充填所安山支店にセブンイレブンエクスプレスが入店したと明らかにした。京畿道の個人タクシー運送事業組合およびSKガスと業務協約を結び、ガソリンスタンド併設のコンビニ事業に乗り出したわけだ。

    会社側は、今回のモデルはガソリンスタンド併設コンビニの新しい成功事例を提示するものと期待している。米国ではほとんどのコンビニがガソリンスタンドと一緒にあるだけに、一般的なビジネスモデルにあげられるが、国内ではあまり一般化しなかった。セブンイレブンはガス充填所がタクシー運転手の休憩空間と待機場所の役割も兼ねており、ガソリンスタンドには休憩所の概念を取り入れたセブンイレブンエクスプレスの運営効率が高いと予想した。

    セブンイレブンのチョン・スンイン代表は、「今後は全国各地の商圏で未来型デジタルプラットフォームを通じて楽しく簡単で便利なショッピング体験を提供するつもり」だと述べた。
  • 毎日経済_ムン・ホヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-10-24 19:59:12