サムスン電子、大容量4TB SSD出荷

サムスン電子は28日、容量が4テラバイト（TB）に達するSSD（ソリッド・ステート・ドライブ）モデル「860QVOシリーズ」を業界初で開発し、来月に市販すると明らかにした。

今回のSSDはひとつのセルに格納するデータを、これまでの3ビットから4ビットに増やしたことが特徴だ。 4ビット（QLC／クワッドレベルセル）は、1つのセルに2進数で4桁のデータを入れる技術で、それだけ同じサイズのチップにより多くのデータを入れることができる。サムスン電子は「保存容量が33％増加した」とし、「容量を1TB・2TB・4TBなどに変えて販売する」と説明した。

特に今回の製品には連続読み取り（毎秒550MB）と、高速書き込み（秒520MB）を実現する「インテリジェントターボライト（Intelligent Turbo Write）」機能を採用した。これによって駆動に必要なメモリを含んでいても、5ギガバイト容量のフルHDムービー約750編を保存することができる。製品サイズは小さくなったが、映画1本当たり10秒台で保存が可能だ。
毎日経済＿イ・サンドク記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2018-11-28 17:45:04