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ロッテカード、1.4兆でハンアンドカンパニーに

新しい所有者を見つけたロッテカード・損保 

  • 国内私募ファンド(PEF)のハンアンドカンパニー(Hahn & Company)が、ロッテカードを買収する。国産PEFのJKLパートナーズは、ロッテ損害保険の新しい所有者になる。ロッテ持株は3日、ロッテカードの買収優先交渉対象者にハンアンドカンパニーを、ロッテ損保の優先交渉対象者としてJKLパートナーズをそれぞれ選定したと発表した。来る13日まで買収実査が終了したら、遅くとも14日までに買収契約を結ぶことが分かった。

    先だって2017年10月にロッテ持株を設立したロッテグループは、一般の持株会社が金融系列会社を所有することができないという「金産分離」原則にしたがって、昨年末から売却主幹事であるシティグローバルマーケット証券を通じてロッテカードとロッテ損保の売却を推進してきた。

    MBKパートナーズ・ウリ銀行のコンソーシアムとハナ金融持株と競合したハンアンドカンパニーは、ロッテ持株が保有するロッテカード株式の80%を買収するために1兆4400億ウォンを書いてさし出したと伝えられた。ロッテ持株の残余株式、ロッテキャピタル・釜山ロッテホテルの株式、辛東彬(シン・ドンビン)ロッテグループ会長などの個人の株式を合わせた20%はそのまま残る。

    ロッテ損保の買収のためにMBKパートナーズ、ハンアンドカンパニーと競争したJKLパートナーズは、ロッテの系列社と個人の株式など58.5%を4095億ウォンで買い付ける計画だ。

    ロッテカードが金融持株ではなくプライベート・エクイティの胸に抱かれつことになり、カード業界では特に変化はないだろうと期待する。ロッテカードはこれまで、ロッテデパートとロッテショッピングなどロッテグループの流通系列会社を中心に成長した業界6位の企業だ。ハナ金融やウリ銀行側に売却されると、ハナカードとウリカードなどと協業を通じたシナジーを出すことが期待されたが、ハンアンドカンパニーが大株主になることで業界自体に大きな変化はないものと分析される。
  • 毎日経済_チョ・シヨン記者/イ・スンフン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-05-03 20:32:16