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サムスンSDI、創立49周年…「革新で武装し、バッテリーで先導」


    「サムスンSDIはディスプレイからエネルギー・素材企業に変身を重ねてきた。革新的なDNAを土台に、より大きな成長のための技術革新を準備しよう」。創立49周年を迎えたサムスンSDIは再跳躍を約束した。安定した実績と先進技術力と人的資本、そして組織文化を土台にバッテリー市場のリーダーとしての地位を確立するという戦略だ。

    サムスンSDIはこの1日に創立49周年を迎え、京畿道の器興(キフン)事業場で従業員200人あまりが参加した中で記念式を開催した。

    サムスンSDIのチョン・ヨンヒョン社長はこの日の創立記念辞で「未来市場の先取りのための技術戦争が激しく展開されている現状では、革新的な文化が定着してこそ持続して成長を行うことができる」とし「将来のための革新」を強調した。チョン社長は具体的に、△創造的で柔軟な思考をできる革新的な文化の定着、△ファーストムーバーになるための差別化された超格差技術の確保、などを主な実践課題として提示した。チョン社長は「個人の自律性を確保し、失敗しても互いに励まして、新たに挑戦する文化を定着させつつ実行力を強化していこう」と強調した。

    また、チョン社長は「研究?開発と製造などの各部門がワンチーム(One-Team)で有機的に協業し差別化された技術を確保する一方で、品質と第1の価値として安全を優先したい(Safety First)」と経営方針を明らかにした。チョン社長は2017年に赴任した時から、革新マインドを公けにして強調している。固定化された市場構造の限界を突破できる差別化された競争力を備えるためには、革新的な技術と革新マインドで武装しなければならないというのがチョン社長の考えだ。

    この日の記念式は、バッテリー分野の研究開発(R&D)を強化するために新築された「E3」棟の竣工式を兼ねて開かれた。サムスンSDIは昨年から、天安と蔚山そして器興事業場のインフラの改善作業を進めている。その一環として建設されたE3棟は、サムスンSDIの代表画像である「Eco(エコ)」と主力事業である「Energy(エネルギー)」にちなんで命名された。サムスンSDIの関係者は、「R&D機能を強化してバッテリー業界をリードするという次元で、(改善作業を)進めている」と説明した。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-07-01 20:05:43