記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
数字経済 > 総合

LS電線、中国と「エネルギー・電力事業で協力」

    • 具滋烈(ク・ヂャヨル)LSグループ会長(前列右から2)は10日、中国の湖北省宜昌市にあるLG電線中国法人LSホンジ電線(LS Hongqi Cable & System)を訪問い、工業用ケーブルの生産ラインを見学している。 写真提供=LSグループ



    具滋烈LSグループ会長はLS電線中国法人のひとつであるLSホンジ電線(LS Hongqi Cable & System)を訪問し、現場経営を繰り広げた。 LSグループは11日、具会長が10~11日に具滋殷(ク・ヂャウン)LSエムトゥロン会長とイ・カンウ(株)LS副会長とともに中国湖北省宜昌市にあるLSホンジ電線を訪問し、生産工程を見学して従業員の苦労を奨励したと明らかにした。

    具会長はLSホンジ電線の主力品目である超高圧ケーブルと産業用特殊ケーブルの製造工程を確認し、中国地域本部長からの懸案の報告を受けた。続いてチョウジ宜昌市書記とチョウジョンイン宜昌市副市長などの中国政府関係者と面談し、ビジネスの協力関係を強固に固めた。

    また、LSグループと中国政府間の新しい協力方案などについても議論した。具会長はこの席で、「中国は韓国の最大の貿易相手国でありパートナー国として、両国が主軸になって互いの強みを活用したコラボレーションモデルを発掘・推進するなら電力・エネルギー分野の世界市場をリードするだろう」と述べた。また「LSホンジ電線が両国のこのような緊密な協力の架け橋の役割を果たし、東北アジアの電力インフラストラクチャの拠点として発展することを期待する」と強調した。

    具会長に続き経営伝統によって、次期LSグループ会長に具滋殷(ク・ヂャウン)会長が1順位だ。このことから、今回の現場管理はLSグループのグローバル経営懸案を、現職と次期会長が共有するという象徴的な意味もある。

    LSホンジ電線は34万平方メートルの敷地に5つの工場を置き、超高圧・配電・産業用の特殊・海底ケーブルなどを生産する。現地スタッフは400人だ。 LS電線はグローバル拡張政策の一環として、2009年に現地企業ヨンディンホンジ電気を買収し、中国市場の拠点として活用している。

    LS電線が買収した草創期のLSホンジ電線は事業拡大政策を展開したが、2013年からは高付加価値製品の事業構造に転換しようとしたし、現在は超高圧ケーブルの比重を拡大して再跳躍への基盤を固めている。

    LSホンジ電線は2017年、クウェートと580億ウォン規模の超高圧地中ケーブル契約を締結した。これにより、売上高は2017年の1億3300万ドルから昨年は1億8000万ドルに増えた。

    LSグループは2005年に中国の無錫に34万平方メートル規模の産業団地を造成し、中国に初めて進出した。続いてLS電線・LS産電・LSエムトゥロンを含む系列会社が無錫・大連・青島・宜昌などに12の生産法人や研究所を設立し、現地企業と協力しながらグローバル市場を開拓している。

    具会長も中国市場の潜在力と技術の発展に注視しながら事業の速度を高めている。昨年11月に中国の上海で開かれた「第1回中国国際輸入博覧会」を参観し、2800社以上のグローバル企業の技術動向を目で確認しながら新事業の機会を模索した。

    また、具会長は昨年6月に中国・北京で開催された「韓・中高位級企業対話」に参加し、韓・中両国の経済人らに「第4次産業革命の波を乗り越えるために、再生可能エネルギー分野などで東アジア企業の緊密な協力が必要だ」と強調した。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2019-10-11 20:15:56