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韓政府、1936億投入…コロナ治療剤・ワクチン開発
政府、補正予算で迅速に対応
- 政府は国内のコロナ19治療剤とワクチンの開発に、今年の年末までに計1936億ウォンを投入することにした。9日、政府は「コロナ19治療剤・ワクチン開発汎政府支援委員会」の第4次会議を開き、このように決定した。まず治療剤とワクチンの開発に計1115億ウォンが投入される。
保健福祉部は臨床試験の前サイクルを支援するために940億ウォンをまず投入する計画だ。これによって現在はGC緑十字社とセルトリオン社がそれぞれ開発中のコロナ19血漿治療剤と抗体治療剤などに対し、臨床1～3相の試験段階別に予算支援が行われる。現在、血漿・抗体治療剤の開発は巡航していることが確認された。イム・インテク福祉部保健産業政策局長は、「血漿治療剤を開発する緑十字社の場合、第1相試験の免除が協議されたし、早ければ今月中に300人以上のコロナ19完治者の血漿を確保する見通し」だとし、「8月には血漿治療剤に対する臨床第2相試験が進行されるだろう」と予想した。
政府は今年中にまず血漿治療剤から完成させることを目標に立てた。セルトリオン社が開発中の抗体治療剤は、動物（イタチ）の実験では良い効果が出てきたことが分かった。イム局長は「該当の動物実験では具体的にコロナ19に対する抗ウイルス効果が出てきたと聞いている」とし、「セルトリオンは英国とともにグローバルな臨床試験を準備中なので、遅くとも8月には第1相試験が開始されるだろう」と説明した。
科学技術情報通信部もバイオ・医療技術の開発に175億ウォンを投入する。10種類の治療剤・ワクチン候補物質発掘するために、50億ウォンをかけて有効性・毒性評価などの全臨床試験を支援することにした。特に通気性防護服などの感染症保護装備と超高速遺伝子増幅（PCR）方式の診断キットなど、韓国型防疫パッケージの開発に222億ウォンを投入する予定だ。
研究支援も強化される。福祉部は公共ワクチン開発支援センターの建設のために43億ウォンを支援し、国家医療研究の基盤構築事業に163億ウォンを支援する。食品医薬品安全処は治療剤とワクチン開発のための臨床試験計画迅速審議システムを運営する。 - 毎日経済＿ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-07-09 17:09:12
