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[ITU全権委員会議開幕] 5Gを2020年平昌オリンピックまでに商用化したい
朴大統領「2020年、世界初の実用化にデジタル革命リードする」
- △写真=20日釜山で開幕したITU全権委員会議に出席した朴槿恵大統領が、ソ・ビョンス釜山市長（右から3人め）、チェ・ヤンヒ未来創造科学部長官（右から5人め）、ハマドーン・トゥーレITU事務総長（左はし）らとともにファン・チャンギュKT会長（右から2人め）によるギガインターネットの説明を聞いている。 [キム・ヂェフン記者]
「超連結デジタル革命を先導していくために、2017年までにギガインターネット全国網を構築し、2020年に世界初の第5世代移動通信サービスの商用化を目標としている」。
朴槿恵大統領は20日、釜山のBEXCOで開かれた国際電気通信連合（ITU）全権委員会議の開幕演説で、韓国の情報通信技術（ICT）のビジョンを明らかにした。
世界最初の5G移動通信とギガインターネット全国網を通じ、超連結デジタル革命をリードするという構想だ。5G通信はITU全権委員会議で最高の話題として浮上した。まだ実用化には6年ほど残っているが、標準化と技術開発に乗り出したサムスン電子やLG電子、SKテレコムやKTそしてLGユープラスなどが、ITUに合わせて競争しつつ最新技術を披露した。
朴大統領は、「1980年代に電話普及率が7％しかならなかった電気通信の「辺境」韓国は、30年ぶりにICT発展技術1位、国連の電子政府1位の国に成長した。私たちはここに満足せず、新たな飛躍を準備している」として、超連結デジタル革命をリードする計画を明らかにした。5G移動通信はまだ定義されていないが、業界では5G時代が開かれると、「増強現実（拡張現実／オーグメンテッド・リアリティ）」、ホログラム、3Dなどのサービスが自然なものになると見ている。5G時代をリードするための、国内企業の動きも素早い。SKテレコムとサムスン電子はこの日、5G時代をリードするために覚書（MOU）を締結した。両社は国際標準化団体の活動を積極的に推進し、周波数帯域の定義にも協力して「次世代モノのインターネット（Advanced-IoT）」も共同開発することにした。< 5G移動通信の特徴 >
サムスン電子は、「5Gが率いる未来」の展示を通じて5G技術を活用し、リアルタイムストリーミングでUHD（超高画質）映像をテレビに転送するデモを行った。また、時速60キロ以上の速度で走る車で移動中の5G技術実証にも世界初で成功した。LG電子も、スマートフォンでUHD映像を転送し、コネクテッド・カーなどで利用可能な5G通信のビジョンを公開した。
ITU全権委員会議で行われた5Gグローバルサミットで李相哲（イ・サンチョル）LGユープラス副会長は、「5Gはインフラストラクチャとコンテンツ、そしてサービスが同時に発展する新しい概念の通信技術」であるとし、「最適な解決策を見つけて、5G時代をリードしなければならない」と強調した。
■ 用語説明
▷ ITU全権会議：国ごとに異なる通信システムを調整して協議するために作られた。1865年、フランスのパリで初めて開催された。 - 毎日経済_キム・ソンゴル記者／釜山＝ソン・ヂェグォン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-10-20 17:41:38
