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アンディー・リメンター(ANDY REMENTER)韓国初の個展、11月20まで開催

他人の日常を目撃する視線…飾らない都市の姿 

    2014年10月10日から11月9日まで、Everyday Mooondayギャラリーで『アンディー・リメンター(ANDY REMENTER)個展』が韓国で初めて開かれる。

    作家アンディー・リメンターは、フィラデルフィア芸術大学(The University of the Arts)を卒業した後、イタリアベネトングループのコミュニケーション研究センター「パプリカ」で2年間勤務した。その後、米国に戻ってペイントや漫画、アニメなど、さまざまな作業でニューヨークとベルリン、ロンドンなどで展示を行った。

    今回見ることができる「アンディー・リメンター個展」では、作家が見つめる「都市の日常」が描かれている。作品に登場するよくいる都市の中のモノたち、「高くて低い建物と屋上、カフェやお店、半分まで減ったたばこの吸い殻、工事後に残されたレンガ」など、日常的な万国共通のものは、親近感を感じさせる。作家が使用した、さまざまな色と高いコントラストから来る第一印象は、さっぱりして若々しいが、一方で洗練された都市の姿の間に断絶と寂しさが感じられるのは気のせいではないだろう。

    「他人と密着して生きていくことが避けられない都市の環境と、おそらくここで始まった不安を抱えている人」「私は、多少自信がなく、内向的な人に興味を感じる。彼らからミステリーさを感じ、全体的に出て来る反英雄的な人物たちにもっと引き付けられる」という作家の話のように、作家の視線がそのまま作品にうつされて人物たちの不安な視線と表情は、見る人の目をくぎ付けにする。

    『アンディー・リメンター個展』は、一つのテーマを持たず、私たちを取り巻く世界を眺める作家の視線に共感する機会となる展示だと見ることができる。

    日程 ▶ 2014年10月10日~11月9日
    時間 ▶ 12:00~20:00(月曜日休館)
    場所 ▶ ソウル市松坡(ソンパ)区松坡洞9-17 エブリデー・モンデー(Everyday Mooonday)ギャラリー
  • Citylife第450号(14.10.28日付)文_イ・スンヨン記者資料提供エブリデーモンデー | 入力 2014-10-22 14:08:31