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体面を汚した「ソウル館」開館1周年…総来場者は100万人を突破

    旧国軍機務司令部跡に位置する「都心の中の美術館」国立現代美術館のソウル館が来る13日に、開館1周年を迎える。

    開館1か月で10万人が訪れたのに続いて、先月23日を基準に総来場者は104万人を突破した。国立現代美術館は、ソウル館・果川館・徳寿宮館など「3館時代」を迎え、ソウル館で同時代の現代美術を見せるという趣旨で、昨年11月13日、地下3階~地上3階の規模でオープンした。総事業費だけで2460億ウォンがかかった。

    ソウル館が位置する昭格洞(ソギョクドン)と三清洞(サムチョンドン)一帯は、同時代の美術を眺望する新しい文化の中心地として急浮上した。しかし、開館1周年のソウル館の成績はあまり良くない。何よりも開館展について美術界の内紛が起きたうえ、最近になりチョン・ヒョンミン館長が知人を学芸研究士に不当採用した事実が明らかになり、任期を3か月残して職位解除された前例のない事態が浮き彫りになったからだ。国立現代美術館長が採用不正と関連して、職位解除され、検察の捜査まで受けたのは、1969年の開館以来、45年目で初めてのことだ。現在、館長の座は空席のまま、ユン・ナムスン企画運営団長が代行している。

    先立って、昨年開館した当時の開館展「時代情神(Zeitgeist)」に参加した作家38人のうち27人が、ソウル大学美術学部出身であるという事実が知られ、「ソウル大学同門展」という非難が出てくるなど、美術界で不満が相次ぎ、一部は前館長の退陣を要求した。
  • 毎日経済_イ・ヒャンフィ記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-11-02 17:05:21