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夢路、パク・チャンイルシェフ…西橋洞の小さな居酒屋「夢路」オープン

Fine Dining…そわそわしたグルメ達が訪れる所 ①/④ 

    彼がすると何かが違う。パク・チャンイルシェフの評価または顧客の願いはこれだ。彼が西橋洞の文学と知性社の社屋の地下に「モンロ」という妙なニュアンスの居酒屋を設立した。漢字では「夢路」と書かれ、エミール・ゾラの小説のタイトルであり、昔の歌手イ・ヨンシルの『木壚酒店』に出てくる「木壚(モンロ)」(居酒屋で使われる細長い台)を連想させる名前でもある。しかし、正式にはポルトガル語で「ロカンダ(Locanda)」、つまり、居酒屋・レストランという意味だ。

    モンロはホールとバーの2つの区域に分けられている。ドアの近くには広々としたテーブルがあるホールがあり、内側のキッチンとくっ付いているバーはラウンジ、つまり「木壚(居酒屋の台)」を思い浮かばせるデザインをしている。やはり出版社の地下に設置され居酒屋らしい面々だ。さらに、パク・チャンイルシェフもまた、シェフ兼コラムニスト、名著者ではなかったか。パク・チャンイルシェフはいつも「パク・チャンイル式料理」を出すことで有名だ。

    今回彼が披露した代表料理には、「パク・チャンイル式鶏の唐揚げ」がある。確かに鶏の唐揚げなのだが、油がすっぽり抜けて鶏肉特有の香りも適切なレベルまでのみ表現しており、鶏の味の実の所有者である皮と身の調和が奥深いのが特徴だ。ビールのおつまみにぴったりだった。季節メニューの「アンチョビクリームソースのカキ焼き」、「カルラマリ・ハンチ(ヤリイカ)の揚げ物」、「ハンチと貝のワイン蒸し」、「イベリコ黒豚のほほ肉焼き」、「明太子パスタ」、「手打ちラグーソースの40(クァランタ)生パスタ」なども根強い支持を受ける人気リストだ。

    アドレス:ソウル市麻浦区西橋洞37-20 文学と知性社 地下1階
    営業時間:午後6時~午前1時、日曜日休業
    問い合わせ:02-3144-8767
  • Citylife 第453号(14.11.18日付)文と写真:イ・ヨングン(旅行作家) | 入力 2014-11-15 16:07:42