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大田市響、ドヴォルザークをグム・ノサンとチョン・ミョンフンと共に

大田市立交響楽団30周年記念演奏会 

    洗練されたバトンテクニックに近現代の難曲を魔力のように繰り出すマエストロ、グム・ノサンの指揮と、深く柔らかい情熱のチェリスト、チョン・ミョンフン、そして創立30周年を迎え、さらに音が深くなった大田市立交響楽団が出会って繰り広げる幻想的な呼吸が期待されているコンサートだ。

    コンサートは、ドヴォルザークの「序曲『謝肉祭』 (Karneval) 作品92」で、幕を開ける。この曲はドヴォルザークが作曲した3部作のコンサート用序曲の一つで、3曲の中で最も多く演奏される曲だ。お祭りに酔った人々の躍動感を表現したこの作品は、ボヘミアの民謡とスラブ舞曲の速い所と遅い所を適当に混ぜておいたような庶民的な雰囲気の中で、作曲家の暖かい人間味が自由なソナタ形式に含まれている。全体的にリズムが活気に満ちており、旋律が新しいのがその特徴だ。

    続く舞台では、グム・ノサンとチョン・ミョンファ、二人の巨匠が共に披露するドヴォルザークの「チェロ協奏曲 ロ短調 作品104」だ。ドヴォルザークの代表作であり、ボッケリーニ、ハイドンの協奏曲と一緒に3大チェロ協奏曲として有名なこの曲は、ネイティブアメリカンの民謡や黒人霊歌へのドヴォルザークの深い関心を知ることができる作品でもある。スラブ的情熱とアメリカ民謡が持つ哀調の帯びた叙情性をあしらっており、管弦楽に重さを与え、全体的に交響曲的な響きを生かしているのが特徴だ。

    最後の舞台は、ドヴォルザークの「交響曲 第8番 ト長調 作品88」が装飾する。ドヴォルザークの9つの交響曲の中で最も自分の民族的、感情的な背景が前面に表れた作品で、曲の最大の特徴は、強く表現されたボヘミアの色彩と構成の自由化として説明することができる。

    日時:11月13日(木)午後8時
    場所:芸術の殿堂コンサートホール
    問い合わせ:042-610-2283
  • Citylife 第453号(14.11.18日付) | 入力 2014-11-12 14:24:33