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青少年の苦痛を扱ったミュージカル「思春期」

    学歴重視の入試地獄に閉じ込められて生きる若者たちの苦痛を扱ったミュージカル『思春期』が5年ぶりにアンコール公演される。

    ミュージカル『思春期』は、表現主義の先駆者と呼ばれるドイツの劇作家フランク・ヴェーデキント(Frank Wedekind)が1891年書いた戯曲『春のめざめ(Spring Awakening)』を韓国の青少年の状況に合わせて翻案して、学力重視の入試地獄に閉じ込められて生きる若者たちの苦痛を扱った作品だ。韓国人の思春期についての赤裸々な描写を、痛快なほどストレートに表現して、それに対する加飾、偽善で武装した既成世代に向けたウィットあふれる批判が、時には胸がズキズキと痛むように近づいてくる。

    試験日。だらしない高校の教室にシニカルな目つきのヨンミンが転校してくる。班長をはじめとする連中は、生意気なヨンミンの自信を折ろうとするが、ヨンミンは来てすぐに首席になる。一方、職業軍人であるソンギュの父は、息子が陸軍士官学校に進学することを期待している、どうしても上がらない成績にソンギュはイライラするだけだ。そうした中、転校生ヨンミンはボランティア活動に熱心で、聖書しか読まない模範生スヒに『ファウスト』を勧める。

    日時:11月21日(金)~2015年2月15日(日)平日 午後8時 / 土 午後3時、6時30分 / 日・祝日 午後2時、5時30分(月 公演なし)
    場所:忠武アート・ホール 中劇場「ブラック」
    演出:パク・ソヨン
    出演:キム・ダヒン、コ・フンジョン、カン・ジョンウ、チョ・ヒョンギュン、チェ・ソンウォン、シン・ソンミン、ユン・ナム
    お問い合わせ:02-6004-6994
  • Citylife 第453号 (14.11.18日付) | 入力 2014-11-12 14:24:34