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[大韓民国画家 ①] 韓国単色画に注目する海外の美術界

オールドボーイの帰還…応答せよ! 7080美術界の元老たち ①/⑦ 

  • ナム・ジュン・パイクに続き、韓国人としては2番目にニューヨークのグッゲンハイム美術館の招待を受けたイ・ウファン作家がベルサイユ宮殿で個人展を開いた。60年以上、在野の作家として生きてきたイ・スンテクは83歳になった今、世界的な前衛作家として注目され、パリでヨーロッパ抽象美術の巨匠である顧菴(コアム)イ・ウンノ(李應魯)の誕生110周年記念行事が開かれている。華麗なポップアートとメディア設置、超写実主義絵画が過ぎ去った場所に1970年代の元老作家たちの作品が入ってきている。

    • < 自身の作品の前に立っているイ・スンテク『Drawing』1974, 300×700cm, Cords papers >

    ◆「精神」を重要視する韓国単色画に注目する西洋の美術界

    ダミアン・ハースト(Damien Hirst)、村上隆を紹介してきたパリのペロタン・ギャラリー(GALERIE PERROTIN)。去る10月6日(現地時間)、ここでは韓国の画家パク・ソボ(83)の回顧展が始まった。ペロタン・ギャラリーで韓国作家の個人展が開かれること自体が話題だった。ニューヨークのブラム・アンド・ポーギャラリー(Blum & Poe Gallery)ではハ・ジョンヒョン(79)作家の回顧展が12月まで開かれる。

    彼ら以外にもチョン・サンファ(82)、イ・ウファン(78)などを初めとした単色画系列の作家たちとユン・ミョンロ(78)、イ・スンテク(82)などアバンギャルドの作家たちが現在、人生最高のクライマックスを迎えている。今年の上半期、イ・ウファンのフランスベルサイユ宮殿展示を起点として、同時代の1970年代の巨匠たちの作品が一斉に再照明を受けているというところに異議を唱える関係者はほとんどいない。

    次第にアメリカとヨーロッパで国際的な認知度を広げている韓国の単色画の画家たちを見てみろ。

    去る9月、国際ギャラリー(Kukje Gallery)はキム・ギリン、チョン・サンファ、チョン・チャンソプ、ハ・ジョンヒョン、イ・ウファン、パク・ソボ、ユン・ギョングンなど、平均年齢75歳以上の元老画家7人が参加した「単色画の芸術」展示を開いた。

    1970年代に単色画運動の核心的役割を果たした7人の作家の作品で、西欧社会の成長第一主義を謳歌していた社会で純粋な革新を夢見たものたちの作品世界を再照明することが目標だ。

    イ・ウファンの繰り返される線と点の行列、パク・ソボの繰り返される線描、チョン・チャンソプの繰り返される韓紙の重なり
    、ハ・ジョンヒョンの繰り返される背圧行為、キム・ギリンの繰り返される絵の具の噴霧行為は画幅と自我を合一させる一種の「修行(performance)」を現す。

    △写真=3. ハ・ジョンヒョン(1935~) ©Kukje Gallery 4. イ・ウファン(1936~)(From point)1983 oil on canvas 194x260cm(写真=キム・サンテ) 5. チョン・チャンソプ(1927~2011)©Kukje Gallery
  • Citylife第454号(14.11.25日付)文_パク・チャンウン記者/写真=ギャラリー現代、アラリオギャラリー、国際ギャラリー、李應魯美術館 | 入力 2014-11-25 11:10:10