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[ソウルモーターショー⑧] 米国狙いの双竜自動車のコンセプトカー「XAV」
10回目を迎えた「2015ソウルモーターショー」新車紹介
- △写真 = 産業通商部ユン・サンジク長官（左3番目）、ソウルモーターショー組織委員会キム・ヨングン委員長（左5番目）、ホセ・ルイス・ベルナル・ロドリゲス（JóseLuis BernalRodríguez）駐韓メキシコ大使（左3番目）と双竜自動車チェ・ジョンシク代表取締役（左2番目）が、今回のソウルモーターショーで世界初公開されたコンセプトカーXAV（eXciting Authentic Vehicle）とともにポーズを取っている。
▶ 米国を狙った双竜自動車のコンセプトカー「XAV」
双竜自動車も、新しいSUVコンセプトカー「XAV」を世界で初めて披露し、将来の製品開発の方向を提示した。
双竜自動車のチェ・ジョンシク社長は「今日、世界初公開する小型SUVコンセプトカーXAVを通じて、双竜車SUVの伝統と最新トレンドを融合した新商品開発の方向を直接確認することができる」とし「これにより、グローバルSUV企業への跳躍に向けた確固たる意志と無限の可能性をお見せしたい」と語った。
XAV（eXciting Authentic SUV）は、時代と世代を超えて、真のSUV DNAと若い魂を込めて作ったSUVコンセプトカーとして、双竜自動車のブランドアイデンティティを再確立するモデルになると説明した。
小型SUVのプラットフォームをベースに、SUVの新しい解釈を経たXAVは、コランドのオマージュと若者たちの冒険心を形象化した。
また、SUV固有の比率を生かしてデザインした外観と直線を積極的に活用したシルエットを通じて、本格的なSUVのイメージを実現した。箱型の設計により、野外活動に必要な十分な室内空間を提供しており、コンバーチブル・キャンバス・ループを適用して開放性を極大化した。
前面部は、初期コランドのイメージを再解釈したレトロなデザインをベースに、双竜自動車独自のショルダー・ウイング・イメージをランプに連結し、リズミカルながらも丈夫な男性美を強調した。
XAVの後面部は、本格的なSUVの強靭なイメージが最もよく表現された空間だ。外部に露出したスペアタイヤと補助燃料タンクは、野外活動や緊急時の車両関連のものを搭載する外部の収納空間として再誕生しており、がっしりしたバンパーはよどみなく自然を走る本格的なSUVの姿を象徴的に表現している。
XAVのインテリアは、ユーザーが用途に合わせて様々に変化させることができるように自由度を極大化した。単純ながらも、優れた拡張性のディスプレイ、様々な収納スペースとスポーツシートの適用により優れた活用性とダイナミックな印象を加えた。
XAVには、1.6リットルのリチウムイオンバッテリーと前後輪に装着された電気モーターで構成されたe-4WDシステムを組み合わせ、強力な性能と優れた効率性を同時に達成した。
電子式エアサスペンション（Electronic Air Suspension）とステレオビジョン（Stereo Vision）を組み合わせたスマートモーションコントロール（Smart Motion Control）システムは、道路の凹凸や状態を判断して走行の品質を向上させてくれ、ランフラットタイヤ（Run flat tire）を適用して走行安全性を高めた。
チェ社長は「欧州市場が排気ガスと燃費を重視するなら、米国市場は馬力や性能、便宜性などを重視する」とし「チボリ（Tivoli）は、ヨーロッパ型として開発されたが、XAVは、米国市場へ進出する際の戦略型モデルとして発売する計画を持っている」と語った。チェ社長は続いて「XAVまで含めると、今後、単一のプラットフォームで20万台まで販売されると期待している」と付け加えた。
<終わり> - 毎日経済_高陽=キム・ドンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-04-03 13:12:38
