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サムスン、講演や質問も英語で…「グローバル化」の動き拡大

    サムスンは人事管理でも「グローバル」を強調した。李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長(写真)が経営の前面に乗り出して始まった、サムスングループの役職員の思考方式、仕事のやり方、エチケットでのグローバル化の動きが人事管理の分野にも拡大しているわけだ。サムスングループは去る12日、すべての系列会社の人事担当役員と人事担当者、海外現地法人の人事担当者など数百人を呼んで、サムスン人力開発院創造館で「2015 HRフォーラム」を開催した。この日の行事は徹底して非公開で行われたなかで、今年は特別に外国人が英語で司会を勤めた。演壇に上がった講演者の中には外国人も多く、一部の韓国人教授らは直接英語で講義したと複数の出席者が16日に伝えた。

    この日の午前の講演は、どのようにすれば創造的で革新的な企業文化を作るれのかに焦点が合わせられた。社員の創造性を最大限に高めることができる、さまざまな方法が英語で紹介された。ある者は「フォーラムでは韓国語で発表した人々も、聴衆が英語で質問すると英語で回答するなど、イベント自体が非常にダイナミックで楽しく構成された」と評価した。サムスンが人事管理も本格的に「グローバル」というキーワードをかかげ始めたと評価されている部分だ。この日の行事は昼食を弁当ですませながら進行するほどに、参加者の関心と呼応は良かったと伝えられた。

    午後はサムスン現地法人の人事担当幹部は異なる日程を消化し、残りの人々はサムスンの各系列会社の人事分野におけるベストプラクティスを発表した。人事管理の分野で経験した困難をどのように克服したかのという経験を共有したものだ。サムスン電子やサムスン電気などの各関連会社は、革新的な企業文化や人事関連の内容を変えた事例を発表した。

    先立って、サムスン電子の社員は7月にインターネット集合知のシステムであるモザイク(MOSAIC)で「人事制度革新の大討論会」を開いた。討論会のテーマは「グローバルスタンダード(Global Standard)に適した人事制度革新の方向は何か」だった。

    討論会では、職級体系を簡素化して同僚や先輩・後輩を呼ぶ呼称を改善し、水平的組織の雰囲気を作ろうという要望が多かった。評価方式を相対評価から絶対評価に変え、部下が上司を評価する場合、多面評価制を導入しようという声も出てきた。
  • 毎日経済_キム・デヨン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2015-10-16 17:00:59