記事一覧

ニュース

数字経済

テクノロジー

コラム

ビューティー

カルチャー

エンタメ

旅行

韓国Q&A

新造語辞典

もっと! コリア (Motto! KOREA)
カルチャー > 総合

今一番注目すべきアーティストの作品「Pop & Street Art」で展示

    美術が好きな人であれば嬉しい名前が溢れた展示会が開かれた。

    来月25日まで、江南(カンナム)区島山大路に位置するオペラギャラリーにて開かれている「Pop & Street Art」にて今最もホットなアーティストとして通じるMr.BRAINWASHから現代美術の巨匠ダミアン・ハースト(Damien HIRST)まで一度に出会うことができる。

    二人の巨匠の名前だけでも今回の展示を観覧するのに十分な価値があるが、世界的に注目される有名作家が溢れている。SEEN、草間彌生、奈良美智、ジュリアン・オピー、デビッド・ラシャペルなどがその主人公。

    韓国のポップアートを代表するクォン・ギス、マリ・キムの最近の作品が世界的な作品とともに展示され、特別な意味を加える。同じ場所で容易に出会うことができないアーティストたちの作品が多様に公開され、美術愛好家たちの注目を集めるものと見られる。トレンディが際立つ今回の展示で一見の価値がある4人の作家を紹介する。

    ▶ Mr.BRAINWASH、ストリートアートの再解釈

    Mr.BRAINWASHはケイト・モスやチャールズ・チャップリンなど有名大衆文化のアイコンを使用して自分だけのカラーで再解釈したポップアート作家だ。いくつかのシリーズの中でも「チャーリー・チャップリン」は現代的で洗練された彼の完成を引き出した代表的な作品。塗料だけで描かれたものではない、紙を重ねる方式のコラージュ技法とグラフィティなどがミックスマッチされたストリートアートの真髄を見せてくれる。



    ▶ SEEN、破格的構図のアクション美学

    Mr.BRAINWASHとポップアート界の二大山脈として通じるSEENの作品は、地下鉄や壁などに描かれるアートワークをキャンバスに移しだす。既存のフレームを果敢に打ち破った構図で破格的な感覚を演出する。造形美と果敢な表現力が際立つ彼の作品はアクションが強調された美学を感じさせる。



    ▶ パトリック・ルビンスタイン、マイケル・ジャクソンの復活

    パトリック・ルビンスタインはポップのアイコン、マイケル・ジャクソンを2Dと3Dを行き来する技法で表現した作品を披露する。左右から見た際にまったく違う作品に見える、まるでマイケル・ジャクソンがダンスを踊る映像のようにドラマチックな雰囲気を作り出す。観覧客に作品を観覧する瞬間、彼の曲『thriller』が自然と思い出される経験を見せる。



    ▶ マリ・キム、アジアが愛する韓国ポップアート

    マリ・キムが世界的に認められることとなった理由は、現在最も韓国的なポップアーティストであるためだ。固定された既存のキャラクターに服、化粧、ヘアスタイルなどで自分が属す世界をしっかりと描き出すことに定評のあるアーティストだ。視線を集める華やかさに加えて、自然と笑顔にさせる可愛らしい感性は彼女だけが表現できる独特さだ。きらびやかであるが、多様なストーリーを盛り込んだ彼女の作品は韓国だけでなく中国、香港などでも人気を集めている。

  • シックニュース イ・サンジ記者 / 写真=クォン・グァンイル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2016-08-28 14:15:00