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世界的声楽家が歌うアリラン

ファヒオペラ団「平和音楽会」9日芸術の殿堂 

    ロシアマリインスキーオペラ劇場の新星に浮かび上がったソプラノ、アイーダ・ガリフッリーナ(27・写真)の祖国はタタールスタン自治共和国だ。

    長い間ロシアの支配を受けてきた小国だ。1552年、イワン4世に征服されて5年後ロシア帝国に合併された。1920年、ソ連の自治共和国になり1992年、ロシア連邦内共和国として一人立ちを始めた。

    無力な国の痛みを知るガリフッリーナは、地球上最後の分断国家である韓国の歌曲にひかれた。9日、ソウル芸術の殿堂で開かれる「平和音楽会アリラン」で「密陽アリラン」と「懐かしい金剛山 」を快く歌うことにした。この音楽会は、昨年ファヒオペラ団が停戦60周年を記念して作られ、今年2回目を迎えた。

    ファヒオペラ団のカン・ユンス団長は「平和統一を願って、私たちの歌曲とアリランの芸術性と優秀性を世界に知らせたかった。国内外の頂上級声楽家がよく歌えば、低迷した歌曲が大衆化するものだ」と音楽会の趣旨を説明した。

    今回の音楽会にはバリトン、コ・ソンヒョン、テナー、キム・ナムドゥ、ベース、チョン・ジュンハン、オランダソプラノ、アンジェリーナ・ルチャパンテ、ロシアソプラノ、ナタリーア・アタマンチュクなど有名な声楽家たちが加勢する。

    チャン・ユンソンが指揮するソウルフィルハーモニックが伴奏を務め、リトルエンジェルス芸術団が参加する。

    演奏曲は北朝鮮作曲家のチェ・ソンファンの「アリラン幻想曲」、イム・ジュンヒの「漢江カンタータ」、歌曲「孤独」「山村」「顔」「産児」「愛よ、どこにでも行って」「私たちの願いは統一」、民謡「セタリョン」「シンコサンタリョン」などだ。(02)3473-8435
  • 毎日経済_チョン・ジヒョン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-06-01 17:08:29