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韓国の毎月最終水曜日は「文化退勤日」

施行6ヶ月「文化がある日」企業参加増えて 

    • 去る5月「文化がある日」に開かれたミッドナイトマロニエコンサートで市民達が公演を観覧している

    「職員たちの文化享有がすなわち生産性だ」

    国民が容易に文化施設などを利用するようにしようという趣旨で、政府が去る1月から運営している「文化がある日」に共に参加する企業が急速に増加している。職員が創造的な思考を育てることができるようにするためには、文化コンテンツの経験を積極的に推奨する傾向がかみ合わさって「文化がある日」活用に企業らが先頭に立っている。職員が文化生活ができるように退勤時間を早める「文化退勤日」を次々と実行しており、自らの公演企画と役職員の団体公演観覧など、多様なプログラムも用意している。

    錦湖アシアナグループは、毎月最終水曜日、ソウル鍾路区に位置するグループ本館1階で市民を対象に「ロビー音楽会」を繰り広げる。去る2月に始まったこのイベントは「セウォル号惨事」以後、中断されたが今月から再開される。25日「ロビー音楽会」はアシアナ航空の乗務員で構成された「ウィングアースバンド」と「ハーモニー重唱団」が豊かな和音を聞かせる予定だ。

    CJ E&Mは、全職員が「文化がある日」に共に参加することができるように退勤時間を午後5時30分に早め「文化福祉ポイント」を通じて各種公演の割引特典を付与する。碧山は「文化マイレージ」制度を運営中だ。全職員にミュージカル・コンサート・展示・映画・コンドミニアム予約などに活用できるマイレージを一定金額支援するものだ。職員を対象に芸術家の招請特講も開いており、音楽会や美術展示会も豊かだ。

    中小企業も腕をまくりあげた。慶尚北道浦項にあるセヨン企業は、「シネマデー」を運営する。浦項ロッテシネマ全体を貸切って職員と家族を招請して映画を観覧できるようにした。セヨンは名士の招請特講を持続的に開いて分期ごとに推薦図書を職員に分けている。

    新世界百貨店は文化享有機会が少ない小商工人などを招請する「マチネコンサート」を準備した。去る3月の初公演走者は世界的なピアニスト、ソン・ヨルウムで、続いて4月にチェリストのソン・ヨンフン、5月はバイオリニストのカン・ジュミまで毎公演が満席行列を続けている。今月25日に予定されたバイオリニストのシン・ジアの公演もやはり多くの問い合わせや電話で関心が降り注ぐ。

    ポスコ、企業銀行、ロッテホテル、ハンファ、外換銀行、ソウル都市ガス、オスカー製薬、エアコリア、アモテックも定時退勤や文化行事などを計画している。

    文化体育観光部と文化隆盛委員会もやはり、セウォル号の惨事の影響でしばらく停滞した「文化がある日」を今月から再び活発にくり広げることにした。国立国楽院は午後7時30分、国のために犠牲になった魂を慰める無料国楽公演「花で咲くように」を舞台に上げて、昼12時10分、COEX ASEM広場では日帝強制占領期と6・25など、韓国の歴史の痛い話と音楽が共にする公演「歴史コンサートメモリー」が開催される。

    演劇「ママをお願い」(全席40%割引、芸術の殿堂CJトウォル劇場)など、多様な公演と展示を無料または割引された価格で観覧する機会を提供する。
  • 毎日経済_ぺ・ハンチョル記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2014-06-23 17:01:46