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手ごわい差別化戦略、バンドアイドル時代は到来するのか?
- 「アイドル」と「バンド」のコンセプトはあまり似合わない組合せでだ。
企画会社の立場からは何か少しでも違う差別化戦略を使いたいのかもしれないが、ギターを担いでドラムスティックを握るからと、すべてバンドになれるわけではないからだ。
そういうわけで、アイドル中でバンドのコンセプトで成功したFTISLANDとCNBLUE以来、いわゆる「バンドアイドル」の姿は容易に見つけることができなかった。
ところが最近になって「バンドアイドル」の復活の兆しが現れている。理由はもちろん差別化だ。
数限りなくデビューするダンスアイドルグループのなかで少しでもアピールすることができる方法は「差別化」のほかないと判断されたわけだ。
しかし、最近本格的に活動を開始したバンドアイドルの面々を見ると、この市場もなかなか手ごわそうに見える。
果たしてバンドアイドルの時代が来るのか、来るとしたらどのチームがFTISLANDとCNBLUEの後を継ぐのか気になる状況だ。
まず頭角を現しているチームは、メンバー全員が10代から成る「The EastLight」だ。
2016年にデビューしたが『プロデュース101 シーズン2』を介してスターダムにのし上がったイ・ウジンが参加し、最近大きく注目されている。
アコースティック性向の感性バンド「HONEYST」も注目されるバンドだ。
「バンドアイドルの名家」と言われるFNCエンターテイメントが今年新たに披露したチームで最近人気が上昇している。
このほかにも、しばらくの空白期を経て新曲『The Real』でカムバックした「N.Flying」、ブリティッシュ・ロックを駆使する美男バンド「The rose」、多様な舞台経験をもとに結成された「Iz」、公演中心の活動でそのポジションを固めている「DAY6」などもバンドアイドル突風を準備しているチームだ。 - 毎日経済 Citylife 第594号 | (C) mk.co.kr | 入力 2017-09-03 09:00:00