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LGディスプレイ、OLED多様化…「不況のトンネル」終わり見える

    • 車両用(上)と産業用(下)出荷量の推移


    液晶表示装置(LCD)の不振による業績悪化やコロナ19などの不確実性の拡大に困難を経験しているLGディスプレイは、オーレッド(OLED/有機発光ダイオード)製品の多様化で中・長期業績反騰のための勝負手を投じる。

    チョン・ホヨンLGディスプレイ社長就任以来、「選択と集中」を通じてLCD事業を思い切って縮小し、独占的市場であるテレビ向けOLEDの生産量を大幅に増やして市場支配力をさらに拡大するとともに、プラスチックOLEDや透明OLEDサイネージなどの差別化された製品で、自動車用および商業分野からOLED市場の拡大をリードするという戦略だ。

    13日の業界によると、LGディスプレイは顧客に集中していたこれまでのマーケティング戦略から脱して、今年から消費者向けOLEDのマーケティングを大幅に拡大することにした。テレビだけでなく自動車・スマートフォン・商業用など、OLEDディスプレイの適用先を多様化しつつ、消費者との接点がそれだけ広くなったためと解釈される。

    LGディスプレイはLCD事業の比重を果敢に縮小し、自動車を筆頭としたモビリティ市場と商業用OLEDの製品群を拡大してOLED陣営をリードする計画だ。

    このためにLGディスプレイは、短期的には中国の広州にOLED生産ラインの量産体制を計画通りに安着させ、テレビ用OLEDパネルの生産量を増やして下半期に意味のある業績改善を成すことを目標としている。 LGディスプレイは広州工場の量産が本格化すれば、OLEDテレビ用パネルの生産量は昨年の2倍の約600万枚にまで拡大され、下半期の実績改善が可能と見ている。

    大型OLEDパネル事業が短期課題であれば、中・長期の業績成長のために車両用プラスチックOLED、商業透明OLED、カーブド・モニターのように曲げたり延ばしたりできる「ベンダブル」OLEDなど、差別化された製品で市場を積極的に攻略している。ベンダブルは、ゲームや映画鑑賞をする時にはカーブした形態で没入感を高め、一般的なコンテンツ視聴時には直線的に広がるディスプレイで、この製品を使用してゲームのモニターや航空機モニター市場などへの市場拡大を図っている。

    LGディスプレイは商業用透明OLEDサイネージ市場でも、昨年から本格的に量産・供給に入った。まだ供給量が多いわけではないが、従来のLCD製品に比べて価格が場合によっては数十倍ほども高価だ。

    透明OLEDは建築物や室内インテリア、飛行機、電車などの多様な分野に適用することができる、市場の潜在力が高い製品だ。

    LGディスプレイは物量中心の普及よりも、さまざまな適用先にOLED市場を拡大していく方針だ。 LGディスプレイが中核事業として育成している、車載用ディスプレイ分野でも成果が現れている。 LGディスプレイは今年から米国キャデラックにプラスチックOLEDベースの「デジタルコックピット(インストルメントパネル)」を世界で初めて提供する。カーディスプレイ市場は出荷量を基準にして、2020年の1億7200万台から2024年には2億1100万台まで成長すると予想されている分野だ。
  • 毎日経済_キム・ギュシク記者/チョン・ギョンウン記者 | (C) mk.co.kr | 入力 2020-02-13 17:58:37