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ミュージカル女優ペ・ダヘにストーカー行為、20代男性に懲役2年宣告

    • 写真:スタートゥデイDB

    ミュージカル女優兼歌手のペ・ダヘ(38)を数年間ストーキングした20代の男性が懲役2年の実刑を言い渡された。

    17日、全州(チョンジュ)地裁群山(グンサン)支院刑事1単独(ノ・ユギョン部長判事)は、情報通信網法違反及び業務妨害などの容疑で拘束起訴されたA被告(29)に懲役2年を言い渡した。

    裁判所はA容疑者の犯罪をすべて有罪とした。裁判所は「被害者は被告の犯行で極端な選択に悩むなど、無力感の中で過ごした」とし「被害者が受けた苦痛に相応する処罰が必要だ」と判決した。

    A氏はこの2年間、ID24個を利用してポータルサイトなどにペ・ダヘに対する数百個の悪質な書き込みを掲載し、ペ・ダヘが出演したミュージカルと演劇の控え室に行って、数回接触を図った疑いが持たれている。猫を飼っているペ・ダヘに齧歯類の一種であるハムスターをプレゼントしたいと連絡したが返事がもらえず、ペ・ダヘの猫がハムスターを食べる漫画を描いて渡すなど執拗に苦しめた。A氏はまた、自分の本の出版を名目に金銭を要求した疑いも持たれている。

    A氏は4年前、ペ・ダヘのファンとして応援の書き込みなどをしていたが、次第に侮辱、脅迫の書き込みをしてきたという。しかし、警察の取り調べを受けながらも、ペ・ダヘに「罰金刑で済むだろう」、「示談金1000万ウォンでいいのか」などと嘲弄するメッセージを送ったという。

    A氏は警察の取り調べで犯行を認め「最初は気に入っていたが、単なるファンの気持ちだった。いたずらがひどくなった」と供述したというが、警察は逃走の恐れがあり事案が重大だと判断し逮捕状を申請した。その後、拘束令状を発行し拘束状態で裁判を受けており、検察は結審公判でA氏に懲役3年6か月を求刑した。

    一方、ペ・ダヘは自身が経験したストーキング被害について、MBC『実話探査隊』とのインタビューで、「ストーカーのような形でコメントを残し私が遊びに行ったり旅行に行った写真を掲載すると「どんな男といるのか?」、「誰といるのか?」などのコメントを掲載した」とし「自分がどんな人なのかを見ろと、お金を送り、私たちは必ず一緒に行かなければならない人だと言った」と悪質なコメントを掲載した。

    それとともに「私が開かれている場所で公演をするので、もしかして私を訪ねてくるのではないか、あるいは私を本当に殺してしまうのではないかと思った。恐ろしかった」と打ち明けながら「報復として私に加害が生じるのではないか、家に誰かが訪ねてくるのではないか心配だ。エレベーターに乗っても周辺を見回すのが習慣になった」と日常の困難を訴えた。

    また、最近になって法廷対応をするようになった理由については「私が持つ職業の特性上、行うべき義務だと考えていたようだ。当然受けるべき一種の非難、批判だと自分も知らないうちに思っていたようだ」と伝えた。
  • 毎日経済 スタートゥデイ パク・セヨン記者 | 入力 2021-03-17 10:57:15