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映画『LUCY / ルーシー』とチェ・ミンシクの気概

◆ City Life 第449号…STAR TAP ④/⑤ 

    釜山国際映画祭は、今、世界の映画界を牛耳る監督と俳優、プロデューサーなど映画界の巨匠たちが先を争って訪れている。そのためか、釜山国際映画祭が始まって以来、韓国の監督や俳優たちの地位が高まり、世界的な巨匠たちと仕事を一緒にする機会が増えてきたことも事実だ。

    その中でチェ・ミンシクが、今回の釜山国際映画祭で映画『LUCY / ルーシー』に出演し、特別な契約をしていた事実を公開して話題だ。

    映画『フィフス・エレメント』公開当時、少なからぬ部分が削除され、気分が良くなかったリュック・ベッソン監督は、後に作成された映画『TAXi』に登場する韓国人留学生のセリフを介して韓国人を嘲笑したと発表された。このような理由で映画『LUCY / ルーシー』に出演することにしたチェ・ミンシクが「韓国人を卑下するか、または偏狭な視角で表現しない事」を公然と要求し、挙句の果てには契約書に「韓国人卑下禁止」という条項を明示したという。

    「リュック・ペッソン監督と頭にくることがあったではないか」と言ったというチェ・ミンシクの挑発ににリュック・ベッソン監督は、「私は韓国が好きな人」と急に謙虚モードに変わったという話もある。自分の故郷で開かれた映画祭でなくとも、言うことは言う韓国代表俳優の気概がそれほど筋違いなことには見えない。
  • Citylife 第449号(14.10.21付) | 入力 2014-10-21 10:18:40